オーヴァーヒート 最後の制裁のレビュー・感想・評価
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前半だけなら★5
1990年代の中国本土を舞台に凶悪な武装強盗団を追う公安警察特捜班の物語。
知的で暴力的な強盗団リーダーと見かけは冴えないが頭脳明晰な特捜班リーダーの頭脳戦が繰り広げられる前半は見ごたえがあったが、色恋沙汰が絡む中盤から失速し後半の凡庸な強盗には少々ガッカリした。
警察群像劇な雰囲気が良かったのでヒーロー刑事モノのようなクライマックスにはコレジャナイ感を感じた。
とは言え、銃撃戦や90年代の文化風俗の再現度など高く映画の出来は非常に良かった。
実際に公安警察が使用する79式短機関銃が出てきただけでお腹いっぱいです。
あと最後の主張文に最近の中国らしさを感じた。
【極悪非情のギャング団とベテラン公安捜査官の10年にわたる攻防を描くアクション。迫力は十分なのだが、何か中国政府に忖度している感があるかな。】
■公安局から地方都市の警察に異動となったジョンは、武装グループに拉致されてしまう。
解放されたジョンは、犯罪特捜隊を率いてグループの行方を追う。
以前から同じ手口の犯行を繰り返していた彼らは、大胆にも数カ月ごとに大事件を起こし続ける。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・アクションシーンは迫力満点である。但し、優れたるアクション映画と比べると洗練されていない。そこが良いのかもしれないが。
・極悪非情のギャング団のタカのボス、ジャン・スンの恋物語を入れたりするのはなあ。あれだけ人を殺しておいて・・。
<エンドロールで、中国政府の行った施策を紹介し、”これで、中国は最も安全な国になった。”とテロップで流れた時には、あやや・・、となった作品。>
公安VS強盗団
強盗団が強盗に入った先で市民も殺すし、極悪なんだが、とても賢い。何年も強盗団を追い続ける公安との戦い。なかなか面白かった。
最後のお風呂での格闘もなかなか面白い。男同士、武器を持たない場合の戦いにはやはり股間責めるのねえ。
中国の死刑ってあんな感じなの?
中国のバイオレンス映画
1990年、強盗殺人を繰り返す集団がいた。
主人公は特捜隊を率いて、犯人たちに迫る。
中国映画としては珍しく本格的なクライムアクションだが、最後に・・・。
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