「The Duke・・・公爵」ゴヤの名画と優しい泥棒 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
The Duke・・・公爵
1961年、ロンドンのナショナル・ギャラリーからゴヤの名画、ウェリントン公爵、が盗まれた。犯人はタクシー運転手のケンプトン・バントンで、妻と息子とアパートで年金暮らしをしていて、高齢者たちの生活を楽にしようと、盗んだ絵画の身代金で公共放送(BBC)の受信料を払おうとする話。
公爵と言えば、公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵のトップで、ゴルゴ13もデューク東郷だよなぁ、とか思い、ググるとウェリントン公爵って今の時代も存続しているようで、ゴヤの時代だったなら初代なのかぁ、とか、原題のThe Dukeから連想出来て興味深かった。
史実ベースの作品って歴史の勉強になりますね。
ナショナルギャラリーってロンドン出張の時に何度か行ったが、ゴッホのひまわりしか覚えていない。肖像画って暗くてあまり興味なかったけど、映画を多く観るようになって、肖像画にも興味が湧いてきた。
実は次男が・・・って言うのは2012年の情報公開で明らかになったんですね。60年・・・長いようで短いのかも。
良い作品でした。
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