ワザリング・ハイツ 嵐が丘のレビュー・感想・評価
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一応‥(本文に続く‥)
(タイトルからの続きです‥)#Stealth で佳ければ記述させて顛了(いただきます)…では…m…#Mastodon(Via #Piaille(私の登録したサイツ)の名です)から識りました。
私の(生活圏でも在る九州主要北部の)区域(熊本〜福岡(南北)、佐賀〜日田(順逆記述も、五十音順で東西)の四市圏)では鑑れませんが…見れる皆様には…是非鑑て欲しいです。
思い通りにいかない運命への人間の弱さ、屈折した意地悪さの物語
嵐が丘のビジュアルに目を見張る。ワイラー監督のモノクロ版と比較すると、やはりカラー映像は強い。大概はどんよりして雲が垂れ込め、時に雨や雪景色に。まさに荒涼という形容詞がピッタリの土地。
でも二人が初めて馬で相乗りするシーンは少し違った。珍しく淡い陽光が差す中、風が吹き、草木を揺らす音。幸せに満ちた時間。キャシーの髪が微かにそよぎ、ヒースクリフの頬にふれる。自制したヒースクリフは、もどかしくて思わず馬の肌を撫でてしまう。この描写は本作のベストショット。
このイメージが後半に繋がる。結局死後にしか抱擁し口づけ出来なかった喪失感が、ヒースクリフの怒りと狂気じみた暴力を引き起こす。
それでも子犬の絞首刑はさすがにいただけない。
キャシー役のカヤ・スコデラーリオの登場シーンでは、その美しさにハッとさせられたが、少女時代の「野生児」が成長した美しさとは少し違うと感じてしまった。
女々しくて
田舎の屋敷に拾われ使用人となった男の子と屋敷の娘の恋のお話。
黒人の使用人ヒースクリフにも優しいキャシーに恋をして、そしてキャシーも恋している感じではあるけれど、誰にでも優しいのか、誰にでも色目を使っているのか。
なんて思っていたら、本心はしっかり身分の差を…。
時間経過が急過ぎる上に大胆なクソ野郎になってるし、何があったか話さないから何で?なヒースクリフに、今更何言ってんだな感じな上にすっかりクソ女になったキャシーに、もらい事故みたいなイザベラに、すっかり貧弱エドガーに、兎に角ドロドロドロドロ。
悲劇という感じでもなく誰にも共感出来ないし、何よりメインの2人の人間性が…結局ただただ陰鬱な恋愛映画だしで自分にはハマらなかった。
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