ワザリング・ハイツ 嵐が丘のレビュー・感想・評価
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監督の動物愛が凄い💜
原作のうちキャサリンとヒースクリフの愛憎パートに特化した映画。
前日観た『バード ここから羽ばたく』で監督の動物愛を深く感じたからもう一作観たくて鑑賞。やはり、間違いない。この方は動物愛に溢れてる方だゎ。
クストリッツァ監督の作品を観た時も『動物好きなのねー』と思ったけど、この方はそれ以上。ただ動物を登場させるたけでなく、その動物を魅力的に見せる方法に長けている感じがした。それだけで観ていてほっこりする。
映像の細かなことはわからないけれど、ドラマ映画なのにドキュメンタリー作品のようにブツブツと場面転換で唐突に切れる。でもそのしばしの空白で見る側に想像させてくれるから嫌いぢゃない。
この監督の作品はもっと観たいなー。
動物愛の強い監督さんの撮ったドキュメンタリー『COW』キニナルな。
一応‥(本文に続く‥)
思い通りにいかない運命への人間の弱さ、屈折した意地悪さの物語
嵐が丘のビジュアルに目を見張る。ワイラー監督のモノクロ版と比較すると、やはりカラー映像は強い。大概はどんよりして雲が垂れ込め、時に雨や雪景色に。まさに荒涼という形容詞がピッタリの土地。
でも二人が初めて馬で相乗りするシーンは少し違った。珍しく淡い陽光が差す中、風が吹き、草木を揺らす音。幸せに満ちた時間。キャシーの髪が微かにそよぎ、ヒースクリフの頬にふれる。自制したヒースクリフは、もどかしくて思わず馬の肌を撫でてしまう。この描写は本作のベストショット。
このイメージが後半に繋がる。結局死後にしか抱擁し口づけ出来なかった喪失感が、ヒースクリフの怒りと狂気じみた暴力を引き起こす。
それでも子犬の絞首刑はさすがにいただけない。
キャシー役のカヤ・スコデラーリオの登場シーンでは、その美しさにハッとさせられたが、少女時代の「野生児」が成長した美しさとは少し違うと感じてしまった。
女々しくて
田舎の屋敷に拾われ使用人となった男の子と屋敷の娘の恋のお話。
黒人の使用人ヒースクリフにも優しいキャシーに恋をして、そしてキャシーも恋している感じではあるけれど、誰にでも優しいのか、誰にでも色目を使っているのか。
なんて思っていたら、本心はしっかり身分の差を…。
時間経過が急過ぎる上に大胆なクソ野郎になってるし、何があったか話さないから何で?なヒースクリフに、今更何言ってんだな感じな上にすっかりクソ女になったキャシーに、もらい事故みたいなイザベラに、すっかり貧弱エドガーに、兎に角ドロドロドロドロ。
悲劇という感じでもなく誰にも共感出来ないし、何よりメインの2人の人間性が…結局ただただ陰鬱な恋愛映画だしで自分にはハマらなかった。
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