「イラン映画はなんかイライラする」君は行く先を知らない カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
イラン映画はなんかイライラする
クリックして本文を読む
長男の国外脱出をブローカーに託す両親。その今生の別れの行程を描くイラン作品。
成人している長男が運転手。
長男と次男の歳が離れすぎ。
可愛いけどうるさい次男にちょっとイライラ。
落ち着きなく、しゃべりっぱなしの子次男は携帯電話を隠し持っていて、怒られてもへっちゃら。SIMカードを外して、ハサミで壊す母親。
GPSが問題なのでしょうか?
ずっと車に尾行されている?
3ヶ月以上も左足をギプス固定している父親。仮病かもという母親。えっ?
ズルい自転車ロードレース青年の猿芝居がちょっと楽しい。アームストロングさんのドーピングの話は国外脱出はズルなのかどうかということにちょっと絡むのかな。
ずっと事情がわからないので、短気な人には向かない映画かもしれません。
助手席の母親が息子の方を向いて歌う場面が好きでした。
父と長男の河原のシーンなど大自然をバックにした映像はなかなかよかった。
オフロードバイクに股がって羊の毛皮のマスクを被ったブローカーの一味はタリバンかと思ってしまいました。
コメントする