「コーエン君も最敬礼」マクベス 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
コーエン君も最敬礼
不世出の大文豪の超絶作品ですから、さすがのコーエン君もいつものシニカルなく、黒人俳優を多数使った以外は原作に忠実に、なるべく原典の色彩を損なわず、且つコーエン調も織り交ぜて格調高く仕上げたようです。その意味では、概ね成功と言えましょうが、反面筋がわかっているだけにドラマチックやダイナミックは希薄です。なお、英米人には超必読書なので、お話しは知ってる前提ですから、もしあらすじ知らないで見ると結構混乱するでしょうね。
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