「悪夢の小路に迷い込んだ男の末路」ナイトメア・アリー いたかわさんの映画レビュー(感想・評価)
悪夢の小路に迷い込んだ男の末路
ショービジネスで成功を目指す男が、栄光から一転破滅へ向かう様を描いた作品。
盛り上がりに欠ける部分もあったが、
推しのルーニーマーラが出てくれただけで大満足。
前半の幸せそうな姿をずっと観ていたかった…
しかし、後半ケイトブランシェット様が出てから一気に破滅へのカウントダウンが始まる。
お金を得て良い部屋に住んでいても幸せそうじゃない、可哀想になってしまう。
ブラッドリークーパー演じるスタンの破滅していく様は見もの。自惚れ甚だしい姿、その自尊心を粉々に砕くケイトブランシェット様は流石大女優。人の道を外れ、大事なものを全て失った男の末路は…見事なラストに震え上がった。
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