「カーニバルの裏側にひろがる果てしない闇の向こう…」ナイトメア・アリー ぴーちぱいさんの映画レビュー(感想・評価)
カーニバルの裏側にひろがる果てしない闇の向こう…
同じショービジネスの話でも、「グレーテストショーマン」のような明るさはもちろん期待してなかった
けど!
それにしても、暗くて、救いのない映画だった
「シェイプ・オブ・ウオーター」のようなファンタジックなところもなくて、リアルに闇へのみ込まれて破滅する男の人生…
ストーリーの時代背景から、雨か雪か夜といった天気に時間、カーニバルの裏側のおどろおどろしい雰囲気…
徹底してダークなイメージに作り込まれている
そこで唯一、光を放つ謎の心理学者
彼女は救いの天使なのか、
はたまた闇へと引きずり込む悪魔なのか…
と、いったところに惹きつけられて最後まで観たけど、結局、ラストシーンまで徹底的に闇の物語
これこそがギルレモ監督の世界なのか⁉
人間の心って、そっちはヤバい!とわかっていながらも、闇の向こうに成功した自分を見てしまうのかも…
コメントする