「重いけど好き」ナイトメア・アリー さくまるさんの映画レビュー(感想・評価)
重いけど好き
見終わった後、席を立つ事が出来なかった
主人公が最後に笑いながら自分の破滅の運命を進んで受け取るシーンが強烈過ぎたからだ
主人公は野心と軽薄な選択による暴走の末に、女性たちや運、全てから見放され自ら進んで人間以下の存在になる
殺人や詐欺、盗みを重ね後戻り出来なくなっていく主人公
その転がり落ちていくスピード感に息を吞んだ
最後に彼の前にあるのは、神の目だけだった
映画の中にちりばめられた伏線回収?も見所だと思う
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