劇場公開日 2022年3月25日

「メンタリストの危険な賭け」ナイトメア・アリー bionさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5メンタリストの危険な賭け

2022年3月30日
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鑑賞方法:映画館

 主人公のスタンは、序盤から破滅の予兆というよりも破滅フラグがバンバン立つ。あのトニ・コレットに悪い運命を告げられたらヤバイ。因果応報となるのか、運命をものともせず成功するのか。

 トニ・コレットやウィレム・デフォーもインパクトがあったんだけど、ケイト・ブランシェットに全部持ってかれたね。あの妖艶な姿と正面で向きあったら魂を抜かれそう。

 大道芸と複数の見世物小屋がジョイントして巡業する形態をカーニバルというのかな。いかがわしさと猥雑さが入り混じった異世界の雰囲気がプンプン漂ってきて、あっと言う間に物語に引き込まれてしまった。

 メンタリストは詐欺師と思え!

bion
Apollōn_mさんのコメント
2023年6月13日

私もケイト・ブランシェットにあのように演じさせたくて、監督さんはこの壮大な仕掛けの映画を撮った?
とすら、初め思ってしまいました。

女性が皆、良かったです♪男性は引き立て役、、、だったのかな。

Apollōn_m
いなかびとさんのコメント
2022年3月31日

bionさん、コメントありがとうございます。

政治家のスピーチライターは、メンタリストの素養がないと一流になれないかもしれません。勿論、政治家も。

いなかびと
NOBUさんのコメント
2022年3月30日

今晩は。
 ”ケイト・ブランシェットに全部持ってかれたね。”
 同感です。
 けれども、個人的には胡散臭く成功して、挙句、破滅していくスタンを演じたブラッドリー・クーパーの演技が印象的でした。
 どう見ても、彼にとってのエンジェルになる筈だったルーニー・マーラ演じるモリーを蔑ろにした結果の、あのラストで見せた因果応報を受け入れる自虐的な笑いの凄さ。
 ブラッドリー・クーパーの”眼”は、以前(「アメリカン・スナイパー」辺り)から口角を挙げていても笑っていない狂気性を帯びていると思っています。
 では、又。

NOBU
いなかびとさんのコメント
2022年3月30日

読心術師と呼ぶより、メンタリストと言った方が正鵠を得てますね。

科学的なデータの裏付けがあるのかないのかよく分からない。つまり、詐欺師ってことです。

いなかびと
talismanさんのコメント
2022年3月30日

メンタリストって胡散臭いですよね。

talisman