マーシャル・ユニバース　炎都大戦のレビュー・感想・評価

「マーシャル・ユニバース　伝説の聖石（2020）」の続編、クレジットに「根据天蚕土豆小説武动乾坤改編」と表示、中国の人気作家、天蚕土豆（ティエンツァン・トードウ）による人気武侠小説、武动乾坤（マーシャルユニバース）の改編版と言うことでしょう。前作は改編が無かったので原作に忠実だったのかな。いずれにせよ原作未読なので違いは不明、前作を観ていなくても大きな支障はないでしょう。
前作で伝説の聖石、涅槃石を手に入れ、一夜にして武術の達人になったリン・ドンと妹のチンタンが恩師のイエン大師に招か塔れて故郷の青陽郷から炎都にやってきて万金商会のオークションに参加するが血衣門の門主、ウェイ・トンに妹が誘拐されてしまい、血衣門のアジト九重符塔に行くもののウェイ・トンには歯が立ちません。それでも必死で妹を取り戻そうと藻掻くリン・ドンの冒険活劇。霊術には修行者レベルのランクがあるようで、リン・ドンはまだ小元丹境と言っていましたから下の方らしいが中国のことですから詳しくは不明。
炎都は万金商会と血衣門と血狼党の3大勢力が争う都市、血狼党の如何わしい党首を倒したリン・ドンは新党首に、聖池、丹仙池に浸かって霊力を増やし、いよいよ妹奪還のために血衣門のウェイ・トンと決戦です・・。妖術合戦は前作並みにド派手ですが前作のモンスターの鼠怪獣らしきショットはありましたが炎虎は出てこず万金商会の用心棒の蜘蛛女がちょっと風変わりだったくらいです。
そもそもイエン大師は何故、リン・ドンを炎都に呼んだのかと思ったら、襲ってくる魔物から炎都を守らせるためと語っており、続編予告かな？