「少女を痛めつけるなんて・・」マスカレード odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
少女を痛めつけるなんて・・
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11歳の少女ケイシーが両親の留守中に強盗に襲われるというスリラー映画かと思ったら、最後にとんだ種明かし、単に美術品を盗むだけならもっと手際よく盗んでとっとと逃げればよいのに何故子供に執着するのか意図不明、極めて不自然な成り行きだし、必然性の無い残酷な殺し、警察関係者ならこりゃー強盗でなく怨恨だと見抜くでしょうが鑑賞中は異常者くらいにしか思えませんでした。
そういう裏があるなら美術商夫婦をもう少し胡散臭く描いてくれれば納得できたかもしれませんが伏線らしいものも無く最後で驚かせることに一点集中したんでしょう。まあ、その辺の加減というか塩梅が作家の腕の見せ所でもありますね、正直、うまいとは思えませんでした。
演出の巧拙は別としても後味を悪くするだけの悲劇では気が重くなるので困りもの・・。
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