「常連客全員集合」12番目の容疑者 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
常連客全員集合
1953年、ソウルのオリエンタル茶房という喫茶店を舞台に、陸軍特務捜査部隊上士が常連の詩人と女子大生が射殺された事件の捜査をする話。
複数の詩人や画家と大学教授という常連客と、店主夫婦の11人が集い、常連の詩人が南山で殺された話題で揺れる喫茶店に上士がやって来て、同じく常連客の女子大生も一緒に殺されたと告げられて聞き込みが始まって行くストーリー。
回想シーンこそあるものの、どこか含みを持った常連客の発言に、こちらも含みを持った上士というやり取りを、喫茶店内のワンシチュエーションでみせていく展開で、徐々に話が変わってない…?となかなか不穏だし期待値も膨らんだけど…。
雨が降り始めてからの展開は、話としては納得出来るところもあるけれど、だったらこのまわりくどいの何?という感じがしてポカーン。
これはスリリングというのとは違う感じじゃない?
特に前半はどんな喫茶店?と違和感があるところから始まっているし、後半はだとしたら都合良すぎるしリアクションがおかしいしで、没入出来ず、冗長だった。
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