「近場で公開されてなくて、遠出の鑑賞となったけど面白かった! 黒幕に...」パーフェクト・ケア panpan00さんの映画レビュー(感想・評価)
近場で公開されてなくて、遠出の鑑賞となったけど面白かった! 黒幕に...
近場で公開されてなくて、遠出の鑑賞となったけど面白かった!
黒幕にゲーム・オブ・スローンズで知った小さいオジサンが出てきて、それも良かった。体は小さいけれど、彼の表情とか演技は好きだ。
さて、ストーリーを簡単に。
主人公マーラは老人介護の後見人の仕事を経営していて順調のようだ。パートナーのフランとよく行動している。マーラとフランは女性であるが恋愛関係にある。
マーラの後見人の仕事は老人の保護のためではなく、お金をむしり取るためだ。老人の後見人となったら、家を勝手に売ったりしてしまう。老人の介護費を賄うため、という論理が合法的だそう。
ある日、突然老人が亡くなってしまったのでマーラは病院の医師と結託して、期待の老人を介護施設に送り込み、彼女の後見人となる。
期待の老人というのは、たくさんの金や資産を持っていて、親族などの財産相続人が少ない人の事を言う。
医師がマーラに紹介した老人ジェニファーは、資産などを蓄えていて、相続人がいない。マーラは喜んで後見人となった。
しかし、ジェニファーを老人介護施設に入れてしまったことから、悪い方向に進んでいく。ジェニファーはマフィアのボスの母親だったのだ。
ジェニファーを愛している息子ローマンは、部下に介護施設を襲撃させたり、マーラに母を紹介した医師を殺してしまった。
そしてマーラも襲撃された。マーラは偽装の転落死により死ぬはずだったが、なんとか生き延びてしまった。
マーラはジェニファーの家に行くとパートナーのフランが倒れていた。フランは意識を取り戻すと、二人でマフィアに立ち向かうことを決意した。
マフィアのボスローマンを捕まえ、マーラはローマンの後見人になった。交渉の結果、マーラは1000万ドルを手にし、またローマンのサポートを得て後見人ビジネスを世界展開することになった。
その後、マーラは超富裕層となり大成功するのだが、過去に無理矢理、介護施設に入れて面会謝絶させていた老人の息子に銃撃されて死んでしまう。(終)
マフィアのボスは母親を愛しているのに、マーラは母親を毒親と言って、愛していないのが対象的であった。これになにか意味があるかは分からないな。