「オーダーの出し方が良くないのでは」ウェディング・ハイ Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
オーダーの出し方が良くないのでは
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誰かが「《カメラを止めるな!》みたいな構造の作品を」ってオーダーしたんじゃないかな。それでバカリズムが考えて話を作ったと。
でも《カメラを止めるな!》みたいな話を観たいなら《ラジオの時間》でも観てればいいんじゃないかな。
A面の普通進む話が盛り上がらないんだよね。
「結婚式の出し物っていうどうでも良いことを真剣にやってる!」っていう面白さで、《地獄の花園》も同じだったね。
バカリズムが自分の芸でやったらたぶん面白いんだと思うの。でも映像だとそこまでかな。
それでこれ「時間が押してすごく困った」って話になってるんだけど、大して困ってないんだよね。
映像短くして、スピーチ短くして、出し物コラボでやってっていう常識的な線で解決してるし。
普通だと出し物でコラボしたらグダグダになるんだけど、明らかに「これ、リハーサルあったよね」っていう息の合い方で奇跡感もないし。
そしてB面の「実はこうでした」も大して面白くないの。
だから全体として微妙だね。
でも劇場ではウケてたから、これくらいでいいのかもな。
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