「クソ最高な映画を作ろう!!」コンペティション 美紅さんの映画レビュー(感想・評価)
クソ最高な映画を作ろう!!
今までに無い、ペネロペ・クルスの顔が
正面からクローズアップされた異質な
作品でした。
コンペティションは、競争と言う意味もある
らしく、映画業界も裏では製作費に関すること
暴力や醜態があることがシニカル、皮肉を
込めた可笑しさとして表現されていました。
記者会見での女性同士のキス
映画賞の粉砕など、ヨーロッパらしい強烈な
シーンがありました。
コンペティション、監督と俳優の競争と
言うより、『支配』されてしまう
シュールな笑いのあるストーリーでした。
コンペティションと言いつつ、優劣を
付けられない独特さを感じました。
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グレシャムの法則さんのコメント
2023年9月18日
賞とか名誉とか批評家からの評判とか。
芸術や文化も興行とは無縁ではないだけに、欲やお金も絡んでくる。
映画も監督が描きたいテーマが伝わることと興収は比例しないし。
だから、こういう映画について、プロではない我々があーでもないない、こーでもない、と色々なレビューをあげることにも意外と大切な意味があるように思います。