「生きてるだけで頑張ってる」有り、触れた、未来 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
生きてるだけで頑張ってる
交通事故で恋人を亡くした元バンドやってた娘、その娘の結婚式へ出席を願う末期ガンの母親、母親とは離婚したが娘とは交流のある父親。将来に不安を感じながらも舞台での演劇を続けている俳優たち。自然災害により家族を亡くし、自殺願望の中学生の少女と立ち直れず酒浸りの父親、2人を支える祖母、少女の親友と担任教師。これら登場人物は命の問題を抱えていた。そんな各々の家族の物語が絡まり合った話。
桜庭ななみと碧山さえの2人を取り巻く人間関係が見所。2人とも魅力的な演技を見せてくれた。
死にたい、人生に疲れた、将来に不安、などなど誰しも1度や2度は思ったり考えたりしただろうと思える内容で、外から見てるには良いと思った。ただし、なぜか引き込まれない。
桜庭ななみの父親役の杉本哲太、碧山そらの父親役の北村有起哉、祖母役の手塚理美も良かった。
生きてるだけで頑張ってる、なんて良い言葉もあるんだけど。
桜庭ななみの歌も聴けるし、元アイドルで悪く無いのだが、あっさりしすぎてたのかなぁ。
碧山さえも良かったのだが、泣くシーンで涙が出てなかったように見え、ちょっと違和感あったのも要因かなぁ。
そんな感想です。
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