「題材は良いがノンフィクションとしては微妙」人と仕事 まけんさんの映画レビュー(感想・評価)
題材は良いがノンフィクションとしては微妙
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登場人物をはじめ、頑張っている人には敬意を表したいしエールを送りたい。しかしノンフィクションとしては浅いというか、切り込みが足りないような印象を受けた。そもそもの発端が、撮影予定だった映画がキャンセルになったからという理由で、その流れで主演の二人に本作に出演して貰ったというネガティブな印象が拭えなかった。その二人も自分の言葉で語っているとは思うがどこか浅い。いやその等身大が良いんだろうけど。市中の登場人物もどういう出会いがあって登場したのかというストーリが欲しかった。副業?でモデル活動をしているという美人ヘルパーや美人シングルマザーという、一般的にはレアな存在を引っ張って来た不自然さも感じた。監督の趣味か?ホームレスや風俗嬢などには、謝礼は幾らかな?という邪な詮索をしてしまった。あと、要所要所に挿入される「ひとぉーつ」「ふたぁーつ」という歌が不快で堪らなかった。ちなみにそのカウントは「とぉーお」(10)まであった笑。
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