キラー・ジーンズのレビュー・感想・評価
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意外と社会派のスプラッター・ホラー
新商品発売の前夜、従業員のジェマは勝手に新製品のジーンズを穿いてトイレに向かうと下半身をジーンズに食われてしまった。その彼女を探しに行ったハンターも殺されてしまい、新入社員のリビがトイレに探しに行くが・・・
SSというロゴが象徴的なスーパーシェイパーズという新製品のジーンズ。もしかしたらナチス親衛隊を批判する何かが?と推理しながら観てたけど、そんな内容までは感じなかったかな。それよりもインドでの労働基準法(?)だとか未成年の雇用に関する法律(?)だとかが無視されて労働者からの搾取を扱っていた。綿を摘み取って機械に巻き込まれた13歳の少女。無残な死に方も過酷な労働によるものだと示唆している。
SNSのインフルエンサーを使って広告を打とうとしたCCCの店長だったが、販売開始時間も決まっているし、何よりも自分の昇進のことしか考えていないため警察にも連絡しない。そして、とうとう残虐な月曜日が始まった・・・
SDG‘sな社会派映画
90年代後半にNIKEがベトナムの生産工場での児童労働が公になり世界的な不買運動にまで発展したことがあったが、それ以降生産工場で幼年労働の廃止、正当な賃金支払い、労働環境改善などを宣言したのだが、一応その辺りをテーマとしているんだと思う。
マネキンにビンディ着けてハマラ・インディアを踊るシーンは秀逸すぎてひっくり返ったw。
大体被害が大きくなってしまうのはこのストアマネージャーみたいに人命より出世を優先する常軌を逸した感覚の持ち主のせいが多いのだが、実際にはなかなか見ることのできないキャラで、こういう役を作り出さないと話を進展させることが出来ないのがB級なんだろうなと思う。
あと、エンドクレジット終わるまでしっかり観ることを薦めます。
何だか憎めない
久々のキラーシリーズ新作。ここら辺のタイトルは公開期間も劇場も少なく、あっという間にDVDですね。
ユニクロを想起させるショップが舞台で、今回もタイトルそのまんまです。
スタッフがジーンズに魅せられる描写は「特撮かwww」ってなりました。でも好き。
防犯カメラに映り込んでるジーンズはかなりシュール。でもやっぱりここも好き。
あとカナダ作品なのにボリウッドのようなダンスシーンもありました。もう色々と盛りだくさんです。
エンドロールは撮影秘話みたいで楽しく、特にダンスシーンの裏側には驚きましたw
正直動機も八つ当たりに近い感じだし、終わり方も強引な閉じかたかと思います。
それでも何だか憎めない、そんな可愛らしい作品でした。
キラー〇〇好き必見!人喰いジーンズ達の表情が可愛い!
全く怖くなくこんなもんと思っていたけれど…
裁きを!!
人気ブランドの新作として発表される予定のジーンズが、前日になり人々を襲い始めるが、そこにはある理由が隠されており・・・といった物語。
最近このテの作品多いような。気のせいでしょうか?
そんなイメージもあり、ツッコミ所しかないC級作品かな~なんて思ってましたが、意外にもメッセージ性の強い作品で驚いた。
襲い来るジーンズは不思議と生き物に見えてくるw
そして生まれ故郷の音楽。笑うとこでもあるけど、なんか感心してしまったアイデア。マネキンはちょっと不気味だったけどw
作品としての山場というか、見所らしい見所はどのへんなのかよくわからなかったけど、思いの外真面目な作品というギャップと、70分代というサクッと観れる上映時間も相まって、たまにはこんな映画も良いかなぁ~と思えた作品だった。
そして本作もまたヒロインが・・・超絶ドタイプ!!
今後はカナディアン美女も注目ですね(笑)!
最後のノロマ君は何かの暗示!?気になる!!
けど、特に深い意味は無いのかな?
次はキラーシューズあたりくるかな。
単なるB級ホラーではない。
そのコットンも使ったのですね
キラージーンズはボリウッドがお好き
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