劇場公開日 2021年10月29日

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「出落ちではなく設定落ち映画」ゾンビ・プレジデント kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0出落ちではなく設定落ち映画

2021年11月2日
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鑑賞方法:映画館

国会の議場でゾンビが溢れかえるっていう設定だけで観ようと決めた本作。たまに、こんな設定だけで観ようと思わせる映画が出てくる。そしてそのほとんどがしょーもない内容だったりする。
冒頭からその国会ゾンビパニックが描かれるところからしてマトモじゃないのだが、とにかく作りはいろいろと悪ふざけが過ぎる。あの手この手を使ってコメディテイストのゾンビ映画を作ろうとしていた。その悪ふざけをどれだけ楽しめるかがポイント。まぁ、こんな映画を観ようと思うくらいだから、血しぶきのショボさやゾンビの設定の甘さ、話の展開のひどさなんかも大して気にならない。それを笑えるくらいの気持ちで鑑賞した。
もちろん絶賛なんてできないけど、やっぱりこういうのが嫌いじゃないんだよな。あー、やっぱりしょーもなかったって確認しにきた感じだ。そして、こんな変な映画観たんだって笑いながら人に説明するんだろうな。

kenshuchu