「続々編が作られるとすれば…」翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて talkieさんの映画レビュー(感想・評価)
続々編が作られるとすれば…
前作もそうでしたけれども。
これだけ、それぞれの県民性を、いわば「弄(いじ)り倒し」て、それだけで2時間ものの映画を一本作ってしまうというのは、ある意味で凄いとも思います。
前作は、題名どおりに関東地方でしたが、今作は、舞台を関東地方に移したという格好でしょうか。
それぞれご当地の「コテコテ文化、粉もん文化&阪神タイガース礼賛」(大阪)、「ハイカラ文化」(神戸)そして「誇り高き京の貴族文化」といったところを痛快に弄り倒す作風は、前作から、衰えを知らないというべきと思いました。評論子は。
ボーイズ・ラブと絡めて、そこここの県民性だけで一本の作品に仕上げてしまっているというのは「未曾有の作風」で、それなりの良作ではあったと思います。
(追記)
「日本埼玉化計画」を推進して、続々編が製作されるともし仮定すれば…。
次に弄り倒されるのは、やっぱり四国地方の「あの県」でしょうか…。 いやいや、九州地方の「この県」の方が先でしょうと、独り悦に入る評論子でした。
(飽くまでも、評論子個人の感想とご理解いただきたいと思います。)
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