劇場公開日 2021年10月8日

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PITY ある不幸な男のレビュー・感想・評価

全34件中、1~20件目を表示

3.0「悲しくないのに泣くなんてとてつもなく難しい」

2025年3月29日
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鑑賞方法:VOD
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マサシ

4.0不幸の状況下に順応し、周りの人々の同情や優しさを当然の権利の様に受...

2024年10月3日
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鑑賞方法:VOD

不幸の状況下に順応し、周りの人々の同情や優しさを当然の権利の様に受け入れていた男が、その不幸の原因であった妻の回復によって、今まであった自分への施しや憐憫がなくなるとゆうことに対して(当たり前なことなのに)
それを、何か“損をした”“自分の権利が奪われてた”と感じてしまう人の欠陥みたいな哀れさみたいなものをブラックコメディとして描いてると思った。

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madu

1.5代理ミュンヒハウゼン症候群

2024年10月2日
PCから投稿

妻が不慮の事故で昏睡状態に陥り、世間から同情されることに依存していた
代理ミュンヒハウゼン症候群の男。

この症候群の怖さは、同情される状態を維持しようとすることにある。
同情される要素が無くなれば、たとえ道徳的、倫理的に間違った方法でも
再現しようとする。

映画の冒頭から感じていたことだが、この男は妻の事を少しも心配していない。
悲しむことを練習し、自己陶酔し、同情する者たちの行為に胡坐をかいている。
その状況が変わり、他人からの見方が180度変わることが
男の狂気のスイッチになっている。

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ビン棒

3.5【“悲しくないのに、涙を流すのは難しい。”自分自身が不幸な時だけ幸せを感じる、どう見てもアスペルガー症候群としか見えない男の姿を描いた不条理且つ狂気性漂う映画。】

2024年1月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

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NOBU

3.0同情してくれ?

2023年1月27日
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gx4flc

3.0妙な映画でした。

2022年11月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

妻の不幸から他人からの憐れみに依存していく弁護士。妻が奇跡的に回復(BGMはレクイエム)した?あたりから現実と妄想の境目が曖昧になってくるという不条理コメディ。妙な後味の映画でした。

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arlecchino

3.5不幸を餌に愛を釣る

2022年8月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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maru

3.0わたしの不幸は蜜の味

2022年7月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

キワモノ。

「ギリシャとポーランドの合作」という珍しい取り合わせに食指が動いたのだが
(レビューの少なさが物語っているが)
B級スプラッターマニアが喜ぶようなありきたりな結末でがっかり。

ただし、
幾度も印象的に見せてくれた
・玄関でのケーキ受け渡しの二人の立ち姿、
・エレベーターホールでの体の向き、
・ピアノの前で弔いの歌を聞かせる時の息子と父親弁護士の静止ポーズ、そして海辺のシャワーシーン等
人間をフリーズさせてスチル写真のように撮るこの技法はとても面白かった。

・・・・・・・・・・・・

“不幸愛好家”はこの世には存在する。
知り合いにもいる。
「幸福の木も枯れちゃったのよ」と自らの不運を延々とひとりで喋る友人に、僕はつい笑ってしまったが、
この弁護士みたいに不幸製造機にまでイッてしまうと完全にこの人ビョーキだよね。

映画に救いがあったのは、弁護士以外はみんな普通の人々で、そのメンタルが健全であったことかな。
情動的共感という危険な泥沼地獄を突っぱねる正常さを脇役たちは持っていた。

「お前白髪なんてぜんぜんないぞ」
「そう毎日はケーキは焼けません」
「奥さんきのう見ましたよ」
突っぱねる 突っぱねる。

ただし病人=弁護士を病院に連れていくのが間に合わなかったのが悔やまれるということだ。

映画の作意としては、
《同情しているふりをしていてもしょせん他人事。
お前らは更に高次な次の不幸を探して同情相手を嗅ぎ回る連中なんだろ?》と、
どうやら監督と脚本家は我々のことをセンセーショナルに指弾したいようだったが、まるで青くて中学生のシナリオかと思った。

“他人の不幸を飯の種にしている”弁護士さんたち、そして医療従事者さんたちは、この映画にはイヤなものを感じるかもしれない。
でもこういう主人公=病的自己弁護人を、本当の弁護士や医者は我慢して、頑張って、受け容れて治療をしてくれているのだ

この監督の作品集を思い起こせばみんなどこかがおかしい。監督には同情(同調)出来ない。

むろん映画は社会の鏡ゆえ、ギリシャでもかような犯罪が増加しているのだろうが、
「死刑になりたかったので誰でもいいから殺したかった」とか、日本でも昨今流行している自己完結型・自己陶酔型の犯罪形態を見ると、本作、それらへの警鐘なのか、or それへの傾倒なのか、映画の制作意図が詰められていない。

40代の監督と脚本家ならもっと大人の作品を撮ってもらいたいものだ。

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きりん

2.0胸糞悪い

2022年7月9日
PCから投稿

普通のおっさんに見えるところが更に気持ち悪い。
役者が上手かった、ということで処理しました。

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miharyi

3.5同情中毒症

2022年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

妻が事故で昏睡状態になり、みんなから同情される。
そして快方してやれやれのはずだったが・・・。
同情されたい人たち。

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いやよセブン

1.5ナンセンスの開き直りはいかんな‼️❓

2022年2月23日
PCから投稿

前半はアバンギャルドでハイセンスで、なおかつファンタスティックですらある。
徐々に、不穏な雰囲気と、異常性格が浮き彫りになる。
注目され、同情され、寝たきりの妻がいて金持ちの弁護士、社交的で、自己中の男。
どこにでもいる人間、それが最後に凶悪な男に。
まるで繋がりが無いし、社会面の三面記事を写した様なチープな軽薄な映画、最低の映画。
前半が素晴らしいだけに、信じていた人に裏切られたような、後味の悪さ。
パツケージが良いからまた観てしまうかも。

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アサシン5

2.0悲劇のヒロイン

2022年2月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

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yuu

2.5理が勝ちすぎて(監督の)狂気が不足

2021年10月27日
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鑑賞方法:映画館

想定内のストーリー展開なので、驚きはないし、監督のこだわりも特に感じず

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ユウコ

3.5残念で、愚かな人。でも自分もそうかも?

2021年10月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

この主人公は、同情されることで
自分の存在価値を確かめていたのか。

歪んだ自己愛のようなものが強すぎると
人間は、本質的なものを見落としてしまう

かなり極端な描き方だとは思うけど
現実に、この主人公のような思考に陥っている人は多くいると思う。

程度のレベルはあれど
SNSにちょっと気を引くようなメッセージを書き込む
とかの延長にある顛末のように感じた。

自分への戒めとして良い作品。

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nana

3.5淡々とした風景の凄味

2021年10月21日
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21135.存在意義の探求は止まらない

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movie

1.5こうゆう幼稚なかまってちゃんが弁護士なのが許せない

2021年10月20日
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鑑賞方法:映画館
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カールⅢ世

1.5不幸

2021年10月20日
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ごっとん

2.0自己観察

2021年10月15日
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昔、私も悲劇の主人公に憧れ自作自演したことがよくあったなーと、過去の自分を重ねて観ていました。アングラシアターで上映されるこの手のマイナー映画はメジャーのエンタメ作品に比べ、作品を通して自己観察ができる点が良いよなと改めて思いました。本作は映画としても決して悪くなく、それなりに楽しめました。

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チェザーレ

2.5なんじゃこりや?

2021年10月14日
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事故で重体になった奥さんが奇跡的回復した事で皆からの同情を受けられなくなった旦那の狂気とは…

ワンコの扱い、許せん(ー ー〆)

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Oyster Boy

3.5【思い出したこと】

2021年10月14日
iPhoneアプリから投稿

人に同情してもらうために隠れて自傷したり、身体の不調を訴えるのは「ミュンヒハウゼン症候群」だ。同様に、子供を傷つけ、自身に同情を得ようとするのは「代理ミュンヒハウゼン症候群」だ。

この両者とも微妙に違う主人公を眺めながら、最近、テレビの番組で放送していた秋葉原通り魔事件(2008年6月)のことを思い出していた。

他の人とうまくやっていけなかった犯人が、ネット掲示板で、自分をブサイクとか、結婚などできないと卑下しながらも、他人から注目されることに希望を見出していく。

しかし、自分に好意的な投稿をする人に会いに行くために申請した長期休暇を会社から断られると退職してしまう。

そして、掲示板の投稿者と会うために旅行を繰り返すが、思ったようにいかず、自殺をほのめかすも、投稿者に思いとどまるように説得される。

その後、再就職し再起を図るが、ネット掲示板への依存は変化せず、ついに、ネットの所謂「荒らし」の標的にされ、投稿者が自分から離れていくのを目の当たりにして、被害妄想の占める割合が高まり、職場でのちょっとした自身の勘違いをきっかけに狂気が爆発し、犯行に及ぶことになる。

この映画の主人公は、同情・親切のみが社会と接する窓口で、それは受け取るだけで、実は、他者には口だけで、施すことなどない。

突如として大音量でバックグラウンドに流れるクラッシック音楽や、この主人公の叫び声は、ネット社会に鬱積した怒りとも狂気ともつかない感情のようにも感じられ、背筋が寒くなる。

目の部分が裂けている映画のフライヤーは、相手のことを知る由もない現実を表現しているのだろうか。

こうして、怒りや狂気は蓄積されているのかもしれない。

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ワンコ
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