「フィクションの役割」ディア・エヴァン・ハンセン だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
フィクションの役割
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エイミーアダムズとジュリアンムーアとケイトリンデバーがでてて、スティーブンチョボースキーが監督してるミュージカルってんで、見ようと思ったわけですが、ダニーピノが出てたの!ドラマ・コールドケースのスコッティ!若手やんちゃ刑事だったスコッティが、ジョージタウン大学のスウェット着てる、稼ぎの良い弁護士(多分)が似合うようになるなんて!
多分主人公は自殺しようとして木から落ちたのよね。そして、ひどい嘘をついた。だいぶ取り返しがつかないけど、これはフィクションなので、見てる人は書き換えられるよってことなんだと思う。フィクションは予め起き得る失敗を見せて、反面教師を担ってる。私は、そう思って見た。
なので、かなり感動していた。誰の立場でかはわからんけど。もう10代じゃないから名前のない苦しみなんてない。名前のある苦しみを纏って生きる覚悟をしてる大人だもん。でも親ではないから親目線ではないのよね。
名前のない、何に苦しまされているかわからない時期を知ってるかつての10代として感動してたのかなぁ。
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