劇場公開日 2022年10月7日

  • 予告編を見る

PIG ピッグのレビュー・感想・評価

全65件中、61~65件目を表示

3.5異次元の着地

2022年7月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 久々に演技らしい演技を見せてくれたニコラス・ケイジ。殴られても、コケにされても菩薩の表情を変えない。これは長い前フリですよねケイジ様。相方のトリュフバイヤー役は、『ヘレディタリー/継承』のアレックス・ウルフだし、期待は高まるばかり。

 目を開けているのも限界に近づいたところで、異次元の着地を見せてくれました。全米の批評家を惑わせただけあって、もとい、絶賛させただけあって、ものすごい余韻があります。

 私は完全に置いてけぼりを喰らいましたが、ますますニコラス・ケイジから目が離せません。

コメントする 1件)
共感した! 14件)
bion

4.0ニコケイは200年後も変わらないクラシック音楽みたいな存在だ!!

2022年7月17日
Androidアプリから投稿

だからカーステでラジオの解説なんて聞く必要ない!彼が本当に消さずに最後まで聴くべき=向き合うべきなのは…

大切な人を失った人々の再生への過程を描いた思いがけず深いドラマで、淡々と静かに沁み入る、いい映画だった ---「豚を強奪されたニコケイが…」とまで書くと、自ずと『マンディ/地獄のロードウォーリアー』のような壮絶なニコケイ(ハイテンション演技)フォーマット復讐劇を想像してニヤリとしてしまうハード・ニコケイファンも多いだろうが、そういう予想の斜め上というか、気持ちいい意味での肩透かしを食らう良作だった。『マンディ』とも『グランド・ジョー』とも違うけど、まさかの『ジョン・ウィック』ミーツ・テレ東深夜系グルメ(に付随する人と人との心の交流)ドラマからの『マネーボール』?
目を背け気丈に平然と振る舞ってきたのに突如襲いかかってくる哀しみ、喪失。その中で豚という存在は失くしたもの、取り返しのつかないものに対する一種代替/精神的支柱のようにも思えた。おまけに"形振り構わず自分の本当に好きなことをしろ"、という『ファイト・クラブ』のタイラー・ダーデンみたいな普遍的メッセージを届けてくれるし、それは何よりある仕事から名の通る存在から一転、世俗から離れた暮らしを始めて、作中では形振り構わず、人の目など気にせず愛豚を探し回る主人公自身に言えること。つまりそれ自体が本作の根幹を貫くテーマの一つとも言える。けど、それが全てではなさそうな…。そんな余韻がエンドまで静かに沁み入る。

P.S. …とは書いたものの隣の席のお洒落ボーイが始終意味の分からないところで笑っていて怖かった。やっぱりクソ客マグネットなのかな

♪I'm on Fire / Bruce Springsteen

コメントする (0件)
共感した! 1件)
とぽとぽ

5.0ブタさんかわいい

2022年7月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

観て良かった〜。館内激混みになりそうな気配(実際にsold outした)だったので、行くかどうしようか迷いましたが、思い切って行って良かったです。最近のニコラスケイジに関しては、良い噂を全然聴かなくなっていたので、役者としてもう終わってしまったのかと思ってましたが、全然!そんな事をなく凄く良かったです。シェフのデレクに対する語りかけは刮目してしまいました。セリフは相当に削ってあって余白の多い映画ですが、それが逆に心地良かったです。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
HAL-9000

1.5ブッヒブヒにしてやんよ

2022年7月15日
Androidアプリから投稿

悲しい

楽しい

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 11件)
Bacchus

5.0ぜひ見てほしいです!

2022年6月15日
iPhoneアプリから投稿

『ニコラス・ケイジのリベンジ映画🔥!』って雰囲気とは全然違っていて、レフン監督のドライヴの様な、物静かな強い怒りと映像の美しさのコントラストがとても魅力的でした。
各章のタイトルが独特で、人間の欲望と食の描き方に不思議なおかしさがありました。
エンドロールで聞こえる声に、少しホッとできたのも良かったです。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
PTAenHAL