「ニコラス・ケイジを応援しちゃう」PIG ピッグ みきさんの映画レビュー(感想・評価)
ニコラス・ケイジを応援しちゃう
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浪費家で有名なニコラス
10年そこらで総資産165億円を使い切る勢いで
破産し、その借金返済のため1年に4本
(ほとんどがB級)というなかなかハードな
スケジュールで映画出演しやっと借金返済した。って
ニュースで知ってからの本作。
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哀愁漂うわけありっぽいトリュフハンターのロブ
(ニコラス・ケイジ)
終始静かな雰囲気で描かれており
トリュフの仲介業者アミールとも
(アレックス・ウルフ)言葉数すくなめ。
誘拐?された愛豚を探すための情報収集だとは
わかるのだけど、観る側は、アミール同様
何のための行動なのかが分かりづらい。
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それでも、昔過ごしていた町を訪れ、
知人たちとの会話や反応で、ロブの過去に何が
起きたのか少しづつあぶり出されていく様子は
切なくもあり、アミールとの不思議な関係性も
露わになっていく。
人気レストランで、シェフを呼び出しと時の
ロブの言葉が本作で1番胸に突き刺さる言葉であり
1番の見どころだった。
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「溺愛するブタを奪還するべく
戦う男を描いたリベンジスリラー。」と
うたっているけども
昔のニコラスのように派手なアクションが
あるわけでもなく
地味なアクションすらもない(笑)
あれがリベンジなのか?とも思うし、
スリラーでもない。
一世風靡した俳優がスキャンダルに
塗れたわけでもないのに落ちぶれて(失礼🤣)
やっと復帰作(ってわけじゃないけど)に恵まれたか?と
思ったけれど、まぁもう少し時間はかかるみたいだ。
がんばれ、ニコラス・ケイジ!←
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