ヴィム・ヴェンダース プロデュース ブルーノート・ストーリーのレビュー・感想・評価
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シュウィングさせて!
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アルフレッド・ライオン、フランシス・ウルフ
ユダヤ系ドイツ人の二人が立ち上げたジャズレーベル、ブルーノート・レコードの物語
二人がとても大切にしていたことはスウィングしているか。ドイツ語訛りで、シュウィングさせて!と指示を出す。
スウィングしていると二人が上手いとは言えない微妙なダンスを踊り出す、ミュージシャンたちには、そのビミョーなダンスがレコーディングが上手く行ってる合図。
ハービー・ハンコックがダンスを再現していた。
ウェイン・ショーターがアート・ブレイキーのモノマネをしたり。
いつもフランシスが写真を撮り、時には譜面台の下の隙間から覗き込むように撮影したり、それらをレコードジャケットに使って、グラフィックデザイナーのリード・マイルスが最高にカッコイイジャケットに仕立てる。
私は高校生の頃、モダンジャズに目覚めて、その頃はまだネットもなくYouTubeみたいな便利なものはないので、waveでCDのジャケ買いをしていた。そのほとんどがブルーノートレコードだった。
インタビューに答えていたミュージシャンたち、ミュージシャンたちが語っていた亡きミュージシャンたち皆の
ブルーノートレコードの録音やライオン&ウルフへの愛を感じることが出来る。
ひとつだけ、再現エピソードがCGなのはそれはいい。でも演奏のそこはその時の映像がないなら他のでもいいし、それこそフランシスが撮った写真だけでいいでしょってところまでCGにしてたところだけは残念だった。
他はもう本当に見てよかった。
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