「さくさくとエアリーに進んでいくスナック菓子」SING シング ネクストステージ たくろ~。さんの映画レビュー(感想・評価)
さくさくとエアリーに進んでいくスナック菓子
前作は観てません。吹替え版で観賞。
総合点4.3でめちゃめちゃ期待しましたが、肩透かし感じました。
最初から最後までサクサク進みすぎというか、何事もなく直ぐに解決していくので、ストーリーが引っ掛かってこない。気づいたらオーディションの舞台に立ってて、気づいたら採用されてて、気づいたらスターの家にいて、気づいたらスターが協力してくれて、エトセトラエトセトラエトセトラ。
15年引きこもっていたのに、あっさりしすぎでは?また、15年という時間の長さや、その間塵積もった感情の描写も不足している。
そもそも、小さな街とはいえ、ムーンの劇場は連日満席の人気劇場なわけで、スタート地点とゴール地点の差があまりなく、ちんまりとしたストーリーに感じた。(前作観ていたらまた違ったかも)
肝心の楽曲面もニューミュージック(表現が古くて失敬)がバンバン流れますが、「ここでこれ?」感が否めず、ストーリーとの親和性が物足りない。ショーのシーンもなんか落とし処がないと言うか、それこそ実力不足に感じた。
なぜ4.3?
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