「FBI捜査官 詐欺師 女泥棒 お宝争奪コン・ゲーム」レッド・ノーティス 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
FBI捜査官 詐欺師 女泥棒 お宝争奪コン・ゲーム
いやもう、勿体ない!
アクションは迫力あり、見せ場あり。世界を股に駆けたスケール。
ユーモアもたっぷり、バディ・ムービー。
秘宝アドベンチャー、怪盗モノの要素も。
このただただ痛快な面白さ!
劇場で観たかった…。勿体ない…。
けど、配信で家で気軽に気楽に見れるのも最高。う~ん、悩む…。
どちらにせよ、これぞTHEエンターテイメント!
Netflixで製作&配信されると聞いてから見たかった。
作品自体も面白かったが、何と言っても最たるは、やはりキャスティング。
ドウェイン・ジョンソン!
ライアン・レイノルズ!
ガル・ギャドット!
もうこの魅力的すぎる面子!
こりゃもう見るっきゃあ無いでしょう!
タイトルの“レッド・ノーティス”。
インターポールが世界的最重要指名手配犯を逮捕する際に発令する特別国際手配書。
FBI捜査官のハートリー(=ドウェイン)は美術品泥棒の詐欺師ブース(=ライアン)を追っていた。
そんなブースはある秘宝を狙っていた。それは…
遥か昔、アントニウスが永遠の愛の証しとしてクレオパトラに贈った3つの“金の卵”。長らく失われていたが、2つは発見され、それぞれ博物館と武器商人が保有。
いつもブースに振り回されていたハートリーだったが、博物館展示の卵を狙ったブースを遂に逮捕。
が!その時女泥棒ビショップ(=ガル)の罠に。ビショップは卵を手に入れ、ハートリーは汚名を注がれ、ブースと一緒に刑務所へ…。
ハートリーは汚名を晴らしビショップを逮捕する為、ブースは秘宝を手に入れる為、共闘。脱獄し、武器商人が保有する卵を狙う。
そして、残るもう一つは何処に…?
とにかく3人共、自身のキャラや魅力、個性にぴったりドハマり!
タフなFBI捜査官は俺のもの! もはやドウェインの為の十八番ような役。
ペラペラペラペラよく喋るデップー×見事な盗みの手口はル○ン三世!? これもライアンの為の役。
この2人のやり取りが最高に面白ッ過ぎるッ!
FBI捜査官と詐欺師だけど、パートナー…いや、夫婦?
闘牛場での『ジュラシック・パーク』ネタ、ちょいちょいの映画ネタや俳優ネタ(ドウェインに縁あるアノ人!)が笑える。
喧嘩して、協力して…。
男二人の絆も笑いの中にそれとなく。
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』でも共演し、プライベートでも仲のいいという2人が魅せてくれる。
さらに魅せてくれるのが…、
セクシー美貌の泥棒、ガル。
ワンダーな戦士から一転、お宝を手に入れる為なら“裏切りは女のアクセサリー”を地で行く、リアル不~○子ちゃん! …いや、もっと質が悪いかも!?
華麗なアクションは勿論、パーティーでの胸元ぱっくり、美し過ぎるおみ足のドレス姿が眩し過ぎるッッッ!
ガルと言えばワンダーウーマンやクールな女性役が似合うけど、本作のようなセクシーな悪い子ちゃんでも魅力充分発揮!
神出鬼没、常に二手三手先を行くビショップに振り回され放しのハートリーとブース。
拷問大好き!な武器商人に捕まり、大ピンチ!
彼と結託していたと思ったら、あっさり裏切って、2つ目の卵を頂き。
残る一つの在処を場所を知るブースから聞き出して、これでいよいよ全部私のもの!
が!ブースが教えたのは嘘の場所。いつもやられっ放しのブース、今回はやり返す!
本当の在処へ。そこは南米ジャングル。ドウェインにとっては今年2回目の“ジャングル冒険”。
地下に広がるナチスの秘宝の山。その中に…!
そこへ、やっぱり現れた! 騙されていなかった!
さらに、インターポールも!
卵を巡って、ハートリー&ブースvsビショップvsインターポール。
果たして、卵を手に入れるのは…!?
ドウェインとは本作で3度目のタッグとなるローソン・マーシャル・サーバー。
役者の魅力を活かしつつ、『オーシャンス11』×『トーマス・クラウン・アフェアー』×『インディ・ジョーンズ』路線を狙ったという。
同監督作では今のところ1番。
それとなく伏線も張られ、コン・ゲーム的な面白味も。
最後の最後でまたまた裏切られた!
最後の最後でまたまた騙された!
しかし、やはりやられっ放しでは終わらない!
続編もしくはシリーズ化も期待出来そう。
レッド・ノーティスな奴ら!
近大さん、コメントありがとうございます😊
この3人の『ルパン』感、最高でしたね♪
是非ともこのままシリーズ化してもらって、次元(ステイサムとか)と五ヱ門(真田広之とか)にも合流して欲しいです😆