「Netflixの本腰の入れよう」レッド・ノーティス regencyさんの映画レビュー(感想・評価)
Netflixの本腰の入れよう
端的に言えば、『インディ・ジョーンズ』のようなトレジャーハンティングに『オーシャンズ』シリーズのようなケイパー・コンゲーム、さらには『ミッション:インポッシブル』のようなハイテクスパイ要素も兼ね揃えた、美味しいとこ取りムービーといったところ。
ちょっと気になったのは、製作総指揮に日本人女性が名を連ねている点。だからというわけではないが、冒頭でライアン・レイノルズが赤いジャケットを着たり、主人公達を追う警察組織がインターポールだったり、何よりも男泥棒と悪女という組み合わせから、『ルパン三世』にオマージュを捧げたのかなと思う面も。
豪華なキャストが演じる主人公側はもちろんの事、敵対人物も誰一人死なない(=死ぬ描写を見せない)あたり、Netflixが全年齢層の取り込みに向けて本腰入れているのがよく分かる。まぁその分、展開としてヌルい部分もあるけど…
続編も作れますよというラストにしているが、あんまり詰め込まなくてもいいよと余計ながら思った次第。
アクション映画好きとしては、ジャッキー映画で多用される小道具を使ったコレオグラフィが目に留まった。コレオグラファーはジャッキーの弟子なのか?
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