劇場公開日 2023年9月15日

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「楽しみにしていた映画」アリスとテレスのまぼろし工場 ひびの入ったタマゴさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0楽しみにしていた映画

2023年9月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

岡田磨里監督が新しい映画を作っていると知った時から楽しみにしていた映画でした。
小説も先に販売されたので購入しましたが、映画館で楽しみたいため初めの方だけを読んで放置していました。
映画を見たけど小説は読んでいないよという方には是非読んでいただけでばと思います。たぶん多くの人が最後のシーンで?になったと思うのですが、答えは出ませんが納得はできると思います。小説自体は映画そのままで、場面をすべてイメージしながら読めるのでさらっと読めます。
「アリスとテレスのまぼろし工場」のタイトルが良く分からない人は、パンフレットになぜこのタイトルなのか書かれています。
物語も、映像も音楽も最高レベルだと思いました。映画を見終わった後も、ずっと考えさせられる映画でした。
ただ、一度見ただけでは分かりにくいところも多いのと、感情移入がしにくかったというのが正直な感想になります。
物語の要である五実も、もっと前に出してほしかったし、恋愛に至るまでのヒントや過程をもう少し描いてほしかったかなと思いました。
小説も読んだので、2度目観に行ってきます。

ひびの入ったタマゴ