ブラッド・レッド・スカイのレビュー・感想・評価
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飛行機内パニック!ハイジャックだけじゃない!
ロンドンからニューヨークに向かう飛行機がハイジャックされた!機内は恐怖に包まれるが、追い討ちをかけるように、更なる恐怖が乗客を襲う。
普通のハイジャックでも恐ろしいのに、サイコな奴が紛れ込んでいてゾゾゾッ。
まぁ、こいつのおかげでヴァンパイアのお母さんが覚醒しちゃったようなもんだけど。
飛行機内という密閉された空間で、繰り広げられるヴァンパイアとハイジャックの争い。狂気の果てに、増殖していくヴァンパイアを押さえることは出来るのか?
【ネタバレ】
この作品で、ちょっと気に入らなかったのは、飛行機が着陸してから始まるところ。パイロットも死んじゃって、うまく着陸できるのか?ってのも、盛り込んでも良かったんじゃないかな。
実は子供も感染していた、なんてのも期待しちゃったんだけど。なんせ、実にしっかりした子供で、ホンッと最後まで大活躍でした。
新種のアイデアが見事に企画倒れしたハイブリッド・ホラー
オーソドックスなホラーのモチーフには、悪魔に魔女、吸血鬼や狼男、ミイラ男にゾンビといったものがあるが、ホラーが乱作される近年はこのモチーフに別の怖かったり強かったりするモチーフを組み合わせるハイブリッド・ホラーともいうべき作品をよく見かける。
例えば吸血鬼vs.ナチス、エイリアンvs.ナチス、幽霊vs.ナチス、エイリアンvs.エクソシスト、エイリアンvs.カウボーイ等々…そして今度は吸血鬼vs.ハイジャック犯という訳で、ま、こんな作品を観たことのある人はいないだろう。それはそうだ。誰もこんな作品を作ろうなんて思わないもんなぁww
狭い飛行機の内部でどう戦うのだろうという疑問はさておき、凶悪なハイジャック犯と不死身の吸血鬼が死力を尽くして戦うと想像するだけで、なにやらワクワクするのはホラー好きの愚かな性か。躊躇いなく本作を見始めたのである。
ほお、こんなふうに吸血鬼になったのか、ハイジャック犯は期待通り凶悪で殺され甲斐がありそうだ…などと思いつつ観ていくと、吸血鬼の母と子の母子愛がやたら前面に出てきて、何だか鬱陶しい。
それに引きずられて吸血鬼が全然獰猛にならない。人一人くらい、あっという間に引き裂いてしまえばいいのに、ずいぶん弱っちい吸血鬼だし、ハイジャック犯のグループももっと残忍に乗客を虐殺したらどうだっちゅーのw
そうこうするうち、今度は噛まれたハイジャック犯もすぐに吸血鬼になって仲間を襲い始めるわ、善玉の吸血鬼と悪役の吸血鬼に分かれて戦い始めるわで、もう収拾不能状態。
全員吸血鬼じゃ面白くもクソもないし、空港に待機した警察が誤解して吸血鬼化した乗客をどんどん救出でもすれば、また違った展開も期待できたのだろうが、そこまでいかずに全員皆殺しとは、開いた口が塞がらないのであったww
あらすじから漂うB級くささ
だがその機内には、彼らよりもはるかに危険な女が乗っていた…。
いやぁ、吸血鬼なんですね笑
ハイジャック犯にいきなり殺されたと思ったら生き返って、そうきたか!と。
あらすじからもはやB級感がすごいのに期待外れとか言わないでください。
期待どおりでしたよ!笑
意外と
面白かったです。期待せずに見ていたのもあると思いますが。
冒頭は飛行機ハイジャックものだと思っていたら、まさかの吸血鬼ものでした。
飛んでる飛行機の中だから逃げ場もないし、いいハラハラ感を味わえました笑
人の血液を摂取するたびに、外見の人間らしさとか理性が薄れていくんですかね?主人公が吸血鬼の殺人衝動?吸血衝動?に抗って、必死に子供を守ろうとするのは良かったです。
ただ、新感染でもそうですが、乗客の中に必ずいる自分さえ助かれば周りはどうなってもいいという、ザ・自己中のクズがおりますが、作り物だとわかっていてもイライラしますね!あと子供もわりと引っ掻き回す。母親を助けたいという思いからくる行動なんですけどね。
飛行機の窓ガラスは銃で簡単にパリーンするのに、車のフロントガラスは銃弾弾くのは流石に「え?」でしたけど。
最後、助けに来た軍のお偉いさん的な人が話聞かなすぎて、それもイライラしました。
個人的にはクソオブクソ
吸血パニック+空のテーマは面白いけど。結局自体が好転すると、男の子が物語を悪化させるの繰り返しで尺を伸ばして最後は親子愛でしめ用として対テロ舞台のおじいちゃんが台無しにして最後は爆発して終わり。
見ていてイライラした。
そうきたか…
怪しげで挙動不審だけど、どこにこんな細身の女性に力があるのかと、思っていたら、ヴァンパイアだったというオチ。しかもみるみる、醜くなっていく。それでも母親を慕う健気な息子が不憫でならない。母親もヴァンパイアとしてしか生きられない切なさ。起爆装置を押し、母親と別れることを選んだラストは残念だった。
これは酷い
まず、なによりも主人公の息子に終始イライラする。B級ならぬ、C級映画です。Netflixオリジナル映画ということで期待したが、行き当たりばったりのアクションに、突っ込みどころ満載のシナリオ…これはさすがに酷すぎる。
アイデアは良いが詰めが甘い笑
素直にB級ヴァンパイア最高!新・感染では電車、本作では飛行機!なるほど!と褒め称えたいところだが、詰めの甘さが随所に散りばめられ、最後には褒めたかったところを全て上書きする残念な展開にうんざりし、エンディングの時にはもはやこの映画を嫌いになっている。
そして長い!笑
長編にするほどの内容か?!
まず、出て来る登場人物がみんな人の話を聞かずに自分勝手な行動をするので、同情できる人が主人公含め1人もいないこと。
前半は主人公の境遇に同情し、ヴァンパイアという正体を晒してもテロリストから息子を守る強い母親という展開を期待していましたが、後半から本当に自分達"だけ"が助かれば良いと、他の乗客を全員見捨てる展開でドン引き。そしてもはや殺す必要のない副操縦士を息子を助ける為"だけ"に噛み殺す描写でもはや主人公に怒りが芽生えました笑
この息子がまた最後まで言うこと聞かずにイライラするんですが、ドア付近のみの爆破と飛行機全体の爆破という複雑な起爆操作を簡単にやってのけるし、都合が良すぎる。ヴァンパイアというかゾンビ?もはやどっちでも良いですが、ラストはどういう気持ちで受け止めれば良いのかわからない笑
良いところもあっただけにもったいない。
時間を無駄にしたくない人は読んでください。
久しぶりにこういうお金をかけた駄作に出会った。
この映画を見ることはとてつもなく時間の無駄なので今から見ようと血迷った考えを抱いている人はこれを読んで考え直してください。
・ストーリー
乗っていた飛行機がハイジャックされてしまった主人公(母親)とその息子。ハイジャック犯に銃で撃たれ致命傷を負った主人公であったが、その正体はなんと吸血鬼だったのだ・・・。
・斬新な設定
ダメなところは上げていくときりがないので先に良かったところを言っておきたい。
まず映像や特殊メイクのクオリティはそれなりに良かった。設定も悪くなかったと思う。ハイジャックがテーマのサスペンス系かと思いきやまさかのアクションダークファンタジーというか、終盤はほぼほぼゾンビ映画のようだったが、こういう思い切りのいい斬新さ自体は設定として嫌いじゃない。惜しむらくはこういうジャンルスイッチするような映画の見せ所の一つでもある伏線回収的な要素が特になかったところだが、まあ正直それは良しとしよう。そんな些細な不満はこれから先述べていく欠点要素に比べればなんてことはない。
・息子がバカすぎて話にならない
こういうパニックムービーには無理やり展開を生み出すために明らかに常軌を逸した行動をする「お前なんでそんな余計なことするん?」っていう登場人物が必ず一人は出てくるのがお約束だ。今作ではそれが主人公の息子である少年な訳だが、大抵の場合こういうバカキャラは序盤に退場してくれるものだ。しかし、今作の場合はこの無能な少年が最後の最後まで生き残り続けて、その持ち前の無能さで周りに迷惑をかけまくる。物語序盤でハイジャックされた機内、「手を前に出し、頭を下げて大人しくしていろ」という指示に従う乗客。そんな中、この少年はおもむろに機内の案内図を取り出し、「ここなら隠れられそうだ!」と席を立ち、主人公である母親に制止されるもそれを振り切って客席後方へと走り出してしまう。当然ハイジャック犯にばれて母親は打たれ息子も捕まる。もうこの時点で嫌な予感がプンプン漂っていたが、なぜここで映画を見るのをやめなかったのかと未だに後悔している。その後もことあるごとに危険な方へと走り出すこのクソガキ。正直よくもまああの母親がこれまで食わずに我慢してきたなと感心する。本来この作品は母と子の悲劇のストーリーであり、子供に同情してしまうはずの映画だが、子役の演技がシンプルに下手なのもあるが単純にうっとおしい役立たずのガキなので同情もクソもない。
・一番頼りになりそうだった男がバカすぎて話にならない
物語冒頭から登場している主人公らと同じ飛行機に乗り合わせた男性がいるのだが、てっきり頼りになるやつかと思いきやパッパラパーだった。ハイジャック犯から犯行声明文を代わりに読むよう脅されるシーンで、この男はアラビア語で書かれた犯行声明文を読んだ後に「俺たちは犯人じゃない助けてくれ」と勝手につき足した。当然犯人にはアラビア語がばれており「勝手に文章を創作するな」と怒られて乗客一人が見せしめに殺される。あのさ、そのアラビア語の犯行声明文作ったの誰だよって話なんですよ。犯人がアラビア語で文章書けるなら、そりゃアラビア語で喋ったらバレるでしょうが。もうほんとに勘弁してくれ・・・せっかく頼れるタフガイかと思ったのに・・・。
・ハイジャック犯がバカすぎて話にならない
終始喧嘩しているハイジャック犯たちに「もうよそでやれよ」と言いたくなる。まずこれだけ緻密な計画を練っておいてなぜ実行犯をあんなクレイジーサイコ野郎にまかせたのか理解に苦しむ。副機長は作戦実行の上でなくてはならない存在だが、あのサイコ野郎は別にいなくても問題ないのでは?と思った。あとわざわざナイフで木の棒を研いで主人公と戦いに行くあたりで「いや、ナイフで闘えよ」と突っ込みかけたが、「そうかなるほどあの木の棒のリーチの長さを利用して戦うのか!」と予想し展開を見守っていると、なんと吸血鬼化した主人公を近くまで誘い込んでからブラックライトで無力化するというそこそこギャンブルなことをしてきた。このシーンは本当に意味がわからない。そもそもなぜ主人公にブラックライト(紫外線)が有効になると知っていたのか非常に疑問だ。確かに「あいつはヴァンパイアだ」と呟いてはいたがいくら相手がヴァンパイアでも木の棒とナイフとブラックライトを持っていたら少なくともナイフ持って行くけどなとツッコミどころ満載であった。あれブラックライトが効かなかったらどうするつもりやったんまじで。
・制作スタッフも監督もバカすぎて話にならない
この作品はとにかく矛盾が多すぎる!目に余る!看過できない!
先ほど紹介したバカすぎて話にならない息子が、ハイジャック犯に襲われている母親を助けるべく拳銃をうっかり発砲してしまうのだが、その弾丸は客席の窓ガラスへと命中し窓ガラスが割れて気圧が急激に下がり機内はパニックとなるというシーンがある。ふーんたかだか拳銃で飛行機クラスに使用される窓ガラスがパリーンと割れるんですかねぇ?なんて意地悪なことを思っていると、その少し後に車の窓ガラスに向かって発砲した銃弾が防弾ガラスに弾かれるシーンが出てくる。いやあのさぁw車以下の耐久性能の窓ガラスつけて飛んでる飛行機とかやばすぎでしょwwww誰か突っ込まなかったん?それ以外にも先ほどの窓ガラスが割れた時は気圧差で割れた箇所へと物が吸い込まれるような描写があったが、ドアを爆破で吹き飛ばした時には子どもでも平気で立っていられる状況という矛盾、めちゃくちゃ気泡が入った注射器、燃やしても死なない吸血鬼を最後に爆破で殺そうとする、いつの間にか吸血鬼の存在を知っている死にかけの男、射殺許可の前に発砲しちゃってるスナイパーなど正直全体的に詰めが甘いし作り込みされていない印象を受けた。
ということで、ここまで読んでなおこの映画に興味が湧いてしまったならもう止めるすべはないので勝手にしてください。私はみなさんの貴重な時間を無駄にしないためにも見ないことを強く強くお勧めします。
クマさん
冒頭、クライマックスシーンの少し前から本編が始まる。ハイジャックされた飛行機の操縦席に座るのは、なりゆきでハイジャック犯にされた気のいいアラブ系のファリード。
主人公は子供のエリアスとママ。ママは怒ったらバンパイアに変身する病気持ち。治療のためNY便に搭乗するが、この飛行機がハイジャックされる。
ハイジャック犯の隙を見てクソガキが逃走、追いかけるママ。だがハイジャック犯に撃たれる。
死んだと思ったママはバンパイアに変身。
ここから血みどろのパニックムービーに。ママは覚醒してやりたい放題。
なんだかんで、ファリードが操縦室に閉じこもり飛行機は無事着陸したものの、機内には噛まれて吸血鬼化した乗客がたんまり。
ネトフリの配信専用映画?台風でやることないから見たけど、午前中に見た日本のしょーもない爆破映画よりはまだ観れたかな。
PS. プリンズンブレイクのおにぃちゃんが出てます。
救われない
運が悪い、ハイジャック犯
救われない、乗客
緊迫感がかなりあり、とても引き込まれました。
そして、ナディアとエリアスの親子愛
最後は、ナディアがやはり押して欲しかったなあ。
人間の心で
しかし、太っちょの自分が助かりたい精神で
乗客みんながヴァンパイア
救われないなあ。
アクションあり、サスペンスあり、ホラーあり、親子愛あり!!のハイジャックvsゾンビ映画
飛行機という空の密室で起こり得る最悪のシチュエーションといえばやっぱり"ハイジャックの発生"と"ゾンビの蔓延(今作では吸血鬼)"なわけですが、
これらの二つを真正面からぶつけちまったらどうなるの? という異種格闘技戦的な本作。
予告編を見た段階では、「え?どゆこと?」と思わず2回ぐらい見直してしまったのですが、
「なるほど!それは新しい」というワクワク感と「こういうのってまぁアイデア一発勝負になりがちよね」というヒヤヒヤ感の混ざった複雑な気持ちになったものです。
本編を見終わった感じも案の定というかなんというか、、、
冒頭から映像が綺麗でお金と力のこもっている感じがヒシヒシと伝わってきたため期待値は高まっていたのですが、内容的にはツッコミどころも満載な定番のB級ゾンビ映画。
お母さんの自我コントロールエグいな? とか、蔓延抑制したいのに空から落としちゃうの? とか、、、
敵ボスの覇気でモブ吸血鬼が散っていくところは、「やっぱゾンビみたいな生き物にもヒエラルキーはあるんだな…」とシミジミしてしまいました。
全編を通して非常に真面目に作られているところが余計にシュールさを際立たせています。
とまぁ、コンテンツ盛りだくさんな忙しない映画なので退屈はしませんでしたが、設定以外に特別な目新しさもなく何だかヌルっと終わってました。
個人的には、ラスト15分辺りの 「テロリストではない事を証明しなくてはいけない、でも飛行機は爆破しなきゃいけない」 みたいなあの完全に詰んでる展開が結構好きだったので、
もう少し機動隊(?)側との駆け引きがあったら何だか面白い話になりそうだなと思ったり
(この映画でそれやっちゃうと完全に冗長なのですが…)
頭空っぽにしてボケーっと見るには非常に丁度いい映画でした。
悲惨だった
予想外の展開で面白かった。
ハイジャックされた飛行機に吸血鬼が乗っていて逆に!っていう
話だと思っていたのにそうならないのがいい意味で期待を裏切ってくれた。
スカッとしたアクション物ではなく、かなり悲惨な終わり方だった。
吸血鬼が昨今流行りの超人的な強さではなくちょっとした怪物レベルなので
ハイジャック犯を倒すのに結構手こずるのでもどかしい。
また単純に吸血鬼の主人公がハイジャックをバッタバッタと薙ぎ倒す
アクションかと思いきや、主人公の吸血鬼は血を吸うことを基本抑えられない
怪物なのだ。主人公はそれを治療する為にとアメリカに渡る途中に事件に
巻き込まれるのだが、子供が同行してるわ、子供を守るにの
吸血鬼の力を開放した後の、状況悪化状態がすごくて良かった。
なんと言っても吸血鬼の能力をしったサイコなハイジャック犯のひとりが
自分にその血を輸血して吸血鬼になったものだから、そりゃあ後は
機内はゾンビ映画状態に!
なんだか息子を守るためにやる事がどんどん悪化して
終いには乗り込んできた特殊部隊も巻き込んで全滅。
子供が助かる以外何も救いがなかった。
母親にしてみれば全てを犠牲にしてでもという思いなのだろうが
吸血した母親は自分の息子にも牙を向くという
ええ、そんな悲しいおわり!?とスカッとするシーンは
まあ、全く無かったのではないだろうか。
単純なアクション映画ではなく吸血鬼がカッコよくない化物で
それを主人公でさえも抑えきれないという、アイデアで
低予算ながらもグングン引っ張りこまれて行った。
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