映画演劇 サクセス荘 侵略者Sと西荻窪の奇跡のレビュー・感想・評価
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舞台俳優ならではの一発勝負というところを観て欲しい。
作品紹介にもあるように、それぞれの夢をかなえるために集まってきた 若者たちの日常のわちゃわちゃや、事件や出来事を描く映画で 話の内容は正直それほど、複雑なものではないし 一見さんが「吉本新喜劇みたい」と感想を書かれるのはその通り! なぜなら、出演者全員が今話題の2.5次元が主戦場の舞台俳優たちだから! つまり、普通の舞台と同じくリハーサルの後一発勝負、ノーカットで 20数台のカメラで一気に撮影された映画なのです。 そこのところを知らずに観ると、なんだろう??と思われる 部分も多いかも知れませんね。 取り直し無し、NG無しなので 舞台上で何かのハプニングが起ってしまった時に 同じセリフでも、その言い方、ニュアンス、リアクションを駆使して 本筋から外れそうになった話を どうやって、流れを止めずに元に修復して行くのか? そこが、日々舞台で活躍する俳優たちの腕の見せ所であり この映画の楽しみ方ですね。 20数台でそれぞれの役者さんを1人づつ追っているので 今、この人がセリフ、噛みそうになった!とか 今、あっちの人が笑い堪えてる!とか そこを、神の目線で楽しんで頂きたいです。 そして、中盤の見せ場、ガチの殺陣シーン!! ここは舞台「刀剣乱舞」の人気キャラを演じる2人の 絡みなので流石に見ものです! また、歌を歌うシーンではミュージカル「刀剣乱舞」の 歌上手キャラと「黒執事」のコンビが頑張ってますので、 これも聴き逃せない! それからゲストが無駄に豪華!とか書いてる方もいますよね。 ゲストの皆さんは今でこそテレビで声優として有名な方々ですが 、 今でもずっと舞台出演もやってる方々なので ある意味、この映画に最もふさわしいゲストと言えます。 どうか、普通の映画と思わずに 舞台を観るつもりでお付き合い下さい!
テレビ未履修、メインキャスト全員知らないおっさんが見た感想。
なんでこれを見たのか、無料クーポンの期限がギリギリだったからです。 マトリックスは見た、ボスベイビーも見た。ほかの映画も趣味に合いそうなものが見つからない。 見ないとクーポンは消滅してしまう。事前情報に興味がなくても見てみたら面白い映画はいっぱいあるのに、見もしないで消滅はもったいない。 そこで、上映している映画のあらすじを片っ端から見て、なんとか少しでも興味を持てそうな映画……というのでヒットしたのがこれでした。 劇場内の客層と、入場前のスマホでの事前情報検索、始まってしばらくして「あー、ハズした」と確信。 テレビシリーズの続編でした。しかもイケメン売りの。2.5次元向けってことは女子がきゃーきゃーいうための作品かと。 開始早々、エチュードの話て……。テレビだとお約束だったんだろうなぁ。 これは初見お断りの身内ネタ満載、過去を知っている前提の話になるんだろうと。眠る覚悟さえ決めました。 ……と、ファンを煽るような書き出しですが、結論として最初から最後まで楽しく見ることができました。 わちゃわちゃ出てくる「目にうるさい服装の」メインキャストの皆さん。 この目にうるさいのが非常にわかりやすい。赤い関西弁のコメディアン、紫の占い師、青は弁護士。 顔が頭に残らなくても色でなんとなく役柄を覚えていられます。個性をアピールするシーンもしっかり描写されているので各人のキャラもできる。 テレビシリーズを見ていないと分からないネタはそこそこ入っていそうな雰囲気は感じるものの、ちょいネタ程度なので初見を置いてきぼりにしない。 野郎ばっかの群像劇、ストーリーについても女っ気がなくて恋愛話に逸れていかないのがまた良い。 ストーリー展開はまぁこうなるんだろうなという方向に落ち着いた感じですし、 小ネタは新喜劇っぽいこてこてな使い古された感のあるものが多いものの、その分、安心して見ていられました。 初見の方、クーポン余っていて無駄にしないために口コミをあさっている方。 吉本新喜劇を見るつもりで観劇してみることをおすすめします。
女性客向け
成功を夢見る若者たちが住んでるアパート「サクセス荘」。そこには、芸人、漫画家、占い師、料理人など、それぞれの分野で成功したいと夢を持つ住人たちが暮らしていた。そんなサクセス荘の隣にマンションが建ち、そこに暮らすセレブ集団、S4、の4人が、アパートの住人たちに立ち退きを要求してきた。サクセス荘はどうなる、という話。 入場した際、女性客ばかりで、間違ったかな、って思ったが、その通りだった。 イケメン俳優たちの舞台を映画館で観るスタイルは良いが、完全に女性客向けの構成。男に興味ない自分には全く面白くなかった。 それに、運悪く、隣が太めの女性で、声出して椅子揺らして大騒動。それが気になって落ち着けなかった。
宮野真守氏と津田健次郎氏の圧倒的存在感
TV版は未視聴。なんとなくよく行く映画館で異彩を放っていたので、勢いで観に行きました。結論としては、お笑いエンタ好きな人向けの話かと思います。監督さんがエレキコミックや(元)ラーメンズとタッグを組んで作品を作っていた方のようなので、まあそうなるわなと。あと若手の舞台俳優好きな方向けですね。観に来ていた層は、多分この後半のタイプの方が多かったように思います。 ネタバレするなということなので詳細は伏せますが、冒頭はなかなかしんどい(ストレートに言えば展開が平坦でつまらん)ですが、中盤の即興劇が始まってからは結構面白かったです。と言うか宮野真守氏と津田健次郎氏が面白かったです。宮野氏絶対素だろ。 なお個人的には登場人物の一人が突然歌い出す場面ですね。あれが二度ほどあったのですが、どっちも死ぬほど笑いました。ただもしかしたら割と真面目な演出で笑うべきところじゃなかったかもしれんので、まああくまで個人的な観点です。 映画を観てからTVシリーズも履修したいかと言うと、テンション落ちてる時には観たい作品かなと。全体的に登場人物全員野郎ならではの、勢いで全てを握り潰す感と厨二感がなかなかない作品ではありました。褒めてます。
ファン向け
テレビ版は全く見ずに鑑賞。キャラクターの差別化はされている十数人のキャラクターが一発録り、つまり舞台と同じ条件で行うドラマです。斬新だなと思いましたが先に書きましたように舞台と同じ条件なので考えてみたら舞台の録画観ているのと同じでした。 ドラマ3期あり、途中入れ替わりもあったようで、懐かしのキャラも戻ってきて夢の共演になっているのですがテレビ版観ていない自分には全員初対面なので特に感慨もなく・・・。話は吉本新喜劇並のストーリーが繰り広げられ正直キツかったです。破綻はしていないのですが。メインキャラで自分も知っているのは唐橋充くらいだったのですがゲストは無駄に豪華でした。
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