「守るべきものは何か?」トランスフォーマー ビースト覚醒 やんやんさんの映画レビュー(感想・評価)
守るべきものは何か?
オプティマスプライム率いるトランスフォーマーたちが地球に来て間もない1994年。あらゆる星を食べ尽くす、惑星サイズの規格外な最強の敵「ユニクロン」が地球を次の標的に動き出した。ユニクロンのエネルギー源である鍵が地球上にあり、地球と偶然にその鍵に出会ってしまったエレーナが巻き込まれていく。ミラージュと偶然に出会うノアと地球を救う重要な鍵と出会うエレーナがオプティマスプライムとマクシマルズと一緒に地球を救う話です。
今回の作品を鑑賞するうえで、注意していただきたいのは、時系列です。1994年が舞台の今作は2007年に公開されたトランスフォーマ1作目よりも前の話です。2008年公開されたバンブルビー時系列順でもう一度振り返りたくなりました。
今だからこそ伝えられるような感動シーンが多く、さすがスティーブン・スピルバーグ製作総指揮のシリーズです。未来を予想して作品を作られている気をさせてくれます。また、ファンの為のシーンもたくさんあり、ビーのシーンで涙を渡し、新キャラのミラージュで2度目の涙を渡しました。ミラージュがいいキャラすぎました。遥か地球の人間よりも知能が超えている未知の金属生命体が人間から学ぶことがたくさんあり、オプティマスプライムがリーダーであるうえで、ノアとエレーナからたくさんのことを学び、今後のトランスフォーマの作品に繋がっています。
ロボットと人間の共存を描いている。
ビーの人間好きなところはやはり昔からだね。
クリス11歳だけど、いい事を言ったな。励まされ続けられていたからこそ、兄のノアを信じ続けるんだ。
どんなに上手くいかなくても、信じ続けて貫き通せば必ず報われます。ノアとエレーナのように。
そして、パラマウントのほかの作品と繋げるところがハリウッド映画らしかったです。関係性が気になり調べてしまいます。今後が楽しみです。