「モヤモヤ感が強く気持ち悪くなる」レリック 遺物 J24さんの映画レビュー(感想・評価)
モヤモヤ感が強く気持ち悪くなる
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祖母が行方不明になったと連絡が入りその娘と孫が祖母の家に出向き祖母を探す所から作品は始まる。
中々見つからず祖母の家も不気味な物音や現象が見られ普通ではない空気が漂う。
そんな異様な空気に慣れだあたりで祖母が見つかるが認知症を患っており精神状態が安定しない。
優しいお婆ちゃんの顔を見せる事もあれば、殺気立つ顔を見せる事もある。
ただこの時点で決め手に欠ける。予告からもそしてここまでのストーリー展開もホラー要素を漂わせてる割には何も怖さもなく意味のわからない展開が続く。ただ不気味な展開は続くため見落とさない様注視してるのだが中々何も起こらない。この辺り非常にモヤモヤした気持ちが続き気持ちが悪くなってくる。
結局そんな展開が1時間くらい続き最後の30分切ったところでお婆ちゃんが化け物となり襲いかかってくる。この家はどうやら霊に取り憑かれてる姿がここから描き出される。
家に閉じ込められる描写やらお婆ちゃんの化け物描写やらラスト20分くらいで続くが、まぁ想像の範囲内の展開で驚くこともない。
結局お婆ちゃんに取り憑いていた霊は娘に憑依した事を匂わせて作品は終わる。
最後のお婆ちゃんの化け物描写もグロテスクに描かれているのだが画面が暗すぎて見えにくく恐怖感もイマイチ。
公開規模の小ささからそこまで大きな期待はしていなかったがその期待値を下回る作品だったかなというのが率直な感想である。
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