「幻聴に悩むおばさん放浪記」MEMORIA メモリア odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
幻聴に悩むおばさん放浪記
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園芸家のジェシカは大きな音で目を覚ますが近所で爆発や地震があった気配はない、以後、似たような衝撃音の幻聴で精神を病むジェシカおばさん。
知人の紹介で音響スタジオを訪れミキサーのエルナンに幻聴音の再現を頼みます、映画の効果音のライブラリーの音を加工して幻聴音の再現に成功、以後、映画の中でこの音が繰り返し使われていました。ジェシカが再度スタジオを訪れるとエルナンなんて男はいないと言われます。ジェシカは幻聴だけでなく幻覚にも襲われているのでしょうかね。妹の入院している病院で出会った女医から分析中の6000年前の女の子の骨を見せられる、建設中の田舎のトンネルで掘り出され調査に向かうと言う。何故か興味をもったジェシカも田舎に向かう、川のほとりで幻聴によろめくジェシカに「大丈夫か」と男が声をかけた、魚の鱗取りをする男はなんとミキサーと同名のエルナンと名乗った、意気投合したジェシカはエルナンの家にゆく。ベッドや家具をみたジェシカはエルナンの昔の思い出を語る、記憶を読めるジェシカに驚いたエルナンは俺はハードディスクでお前はアンテナだと語る。また、幻聴に襲われたジェシカが窓の外を見ると森にUFO、音はそのUFOの噴射音、なんだ、今度はSFかい・・。
2時間越えの長尺だが、意味不明、第74回 カンヌ国際映画祭(2021年)で審査員賞をとったそうだが作家性が強すぎて、凡人のおじさんには謎だらけ、理解不能でした。
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