「とにかく3人が楽しそう!!!」ホーカスポーカス 2 とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
とにかく3人が楽しそう!!!
The witches are back♪
見てる側もとにかく楽しい!まさかサンダーソン姉妹にリアルタイムで会えるなんて…(そりゃDisney+な放っておくわけない)と愛すべき続編!! まるで"聖なる地"、この呪文は今なお有効だと示してくれた。みんな一緒だと生き生きとしていて、一緒にイタズラするのはなによりも楽しかった!
ハロウィン映画の定番として長年親しまれてきたらしいオリジナル1本目の29年ぶりの続編は、かわいらしく愛ある同窓会のようだった。当時子供だった人たちはマジック屋さんの店主のように大人になり、当時生まれていなくてビデオどころかDVDやBDにディズニーチャンネルで見てきた後追いの世代がティーン側の主人公。ルンバはじめ時代とともに更新されながら、彼女たちの仮装大会なんかはそうした影響力の大きさもネタにしているみたい、もちろん純粋にセーラムに伝わる言い伝え/伝承ということもあるだろうけど。歌の力は時を超えるし、キャラメルアップル食べてみたいな。
仲間といると自然と笑みのこぼれるような時間をありがとう。ハロウィンが16歳の誕生日で、疎遠になった友達キャシーもいる。ティーンのメインキャラであるベッカとその友人は、ロザリオ・ドーソンと『ジュラシック・ワールド炎の王国』のダニエラ・ピネダに似ていた。力は分かち合うものなのに独り占めしようなんて。過信して酔いしれるべからず。パワースペルは一番大切なものと交換…。
93年の1作目は見たことあるけど、特に強い思い入れがあるとかじゃないから、すごく楽しみにしていたとかじゃなかったけど良かった。新作を作れない状況で、実績あって安牌なヒットコンテンツや既存タイトルの続編やリブート、前日譚などのスピンオフで絞れるだけ絞って擦り倒す姿勢スタンスは、今後の映画業界の在り方/未来を考えたときに決して支持できるものではないし、その系譜に当たる本作の製作それ自体も別段"作ってくれてありがとう!"となるようなものではないけど、実際見たらやはり楽しめた。Disney+の字幕は相変わらず話にならないくらい弱小で、追えずに出ないことありすぎ。
あの子、魔女なの?! マジカエ・マキシマ