シルバー・スケートのレビュー・感想・評価
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ウクライナの事がなければ日本人好み。残念でした。
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1900年代のロシアのサンクトペテルブルクの貴族と最下層の青年の話のようだ。元社会主義の国と言う事で、それっぽく、革命前夜を描いているが、ご都合主義の絵空事である。
途中、『ドビュッシー』の『月の光』を使っているが、天気は雪が降って、ロシアなのに『あれ?』って思った。
ら、満月だった。
1900年末の12/25の話だろうが、50年しないうちに、サンクトペテルブルクはナチス・ドイツとフィンランドに包囲され、飢えと寒気によって多くの人が亡くなっている。
ショスタコーヴィチの交響曲第7番が似合うと思うが。
そして、その音楽が演奏されてから50年経たない1991年にソ連は崩壊し、元のもくあみ。
さて、今は言うまでもない。
『タイタニック』にスパシーバしないと駄目だぞ。僕に取っては『タイタニック』で21世紀を迎えた。
途中新興宗教の様な人物が登場するが、ラスプーチンの事じゃないかなぁ。そう言えば、プーチン大統領が就任した時、我が亡父は彼を『ラスプーチンの生まれ代わり』って言っていた。プーチンさんを日本びいきな人だと日本人みんなが思っていた時に、我が亡父はそんな事言っていたのである。一方僕は、酔っ払ったエリツィンが酔っぱらい亡父に似ていて、既に『怪しいぞ』とは思っていたが。
この映画を見て複雑な思いがするが、貧富の差を埋めて平和な社会を作るには、イデオロギーではないと理解できる。
こうなる前に、サンクトペテルブルクへ行きたいと思っていたが、大変に難しいようだ。行ける事は行けるが、アメリカへ行けなくなるようだ。
追記
カザフスタンのバイコヌール宇宙基地にも行けないらしい。
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