劇場公開日 2022年2月11日

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オーストリアからオーストラリアへ ふたりの自転車大冒険のレビュー・感想・評価

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4.02人組の自転車旅案件。ここ10年の撮影機材のチープ化、進化に驚く

2022年1月21日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

2011年に、本作同様2人で世界を自転車で旅する「僕たちのバイシクルロード」ってドキュメンタリーの配給を手伝ったことがあります。だから、このオーストリアからオーストラリアへの2人の自転車旅案件は興味津々でした。

まず、率直な感想は、「機材のチープ化ってこんなにも進んだのか」というもの。手持ちカメラにジンバル、赤外線カメラ、ドローン、もちろんスマホとかなり多様な機材を携帯してます。しかも、恐らく機材費は2人合わせて50万円ぐらいに収まってるんじゃないですかね(自転車除く)。凄い時代になりましたね。誰でも長編映画が作れるわ。

内容的には、パキスタンのシークエンスが最高でした。警察職員によるカッワーリー。あと、インドの無料の食堂は「聖者たちの食卓」の黄金寺院ですかね。2人の行程は、カザフスタン行ったり、ネパール行ったりと、「僕たちのバイシクルロード」とはまた全然違うルートで面白かった。いずれにしても、完全に2人だけで撮影してるのが凄い。ドローンの空撮も上手いね。

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駒井尚文|映画.com編集長

4.0一緒に冒険してる気分になる

2022年6月9日
iPhoneアプリから投稿

高校生の頃、憧れてた自転車旅を思い出した。
迫力も半端ない。
若いって羨ましいな〜

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つかちん

2.5映画とは何かを考えさせられた

2022年4月26日
iPhoneアプリから投稿

タイトル通り、母国から自転車でユーラシア大陸を横断し、オーストラリアを目指す青年二人。ロシア語圏からイスラム教の国々、中国語圏と地上を走る二人を、ドローンが映像で捉える。その迫力や美しさに目を奪われる。

むろん波乱はあるのだが、しかしこれは「映画」だろうか。人々との交流や走行時の出来事といった「記録」ではあっても、ドキュメンタリーとしての視点に深みや主張は感じ取れなかった。

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ダーレム

3.5憧れるなぁ🧡 こういう冒険❗️ 体力と時間とお金があったら トライ...

2022年2月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

憧れるなぁ🧡
こういう冒険❗️
体力と時間とお金があったら
トライしてみたい😊

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xxminaxx

5.0ワープしても 偉業です。^(ノ゚ー゚)ノ☆パチパチ☆ヾ(゚ー゚ヾ)^

2022年2月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

それがしも とーい昔バイクで 日本一周したので
旅の辛さは 共感できるものがありました。
世界の道路事情や 人と接することで 思い出も深まります。
美しい景色も 堪能できて お勧めの ロードムービーです。

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Hammer69

3.5ドローンの偉力 「一人称」とはちがう爽やかさ映画

2022年2月13日
iPhoneアプリから投稿

若者2人が自転車に荷物を満載して、ユーラシアを横断し、最後はオーストラリアを目指す、という「自撮りドキュメンタリー」。

「自撮り」なんだけど、ドローンも持ってってるので、客観ショット、ビューティーショットがバンバン入り、「一人称」というのとも、また違う感じの「爽やかさ」が出てる。

何か深い発見や思索があるわけじゃないんだけど、基本終始ハッピーで、旅に行きたくなる(ドローンも欲しくなる)。

人間、一番へこたれるのは、山や坂より、水分不足と、変わりばえのしない光景の連続と、ハエである事が分かった^_^

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うさぎぐ

3.0うまくいかないところがリアル

2021年7月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「オーストリアからオーストラリアへ」という“駄洒落”企画を実現しようとしたが、なかなか上手くいかず、苦闘する2人だけのドキュメンタリー。
自転車ツーリングをやった人間なら分かるはずだが、あの荷物で坂を登るのは至難だが、そういう当たり前の苦労には、何も触れないところが、さわやかで好感がもてる作品である。

最大の目的は“ユーラシア横断”である。
ロシア、カザフスタン、中国の新疆、パキスタン、インド、ネパール、タイ、シンガポール、オーストラリア。
すべて自転車で敢行したいところだったが、膝の炎症やビザの有効期限、入国不可など、トラブルに見舞われ、車や空路での移動を強いられる。
すべて自転車じゃないと不満をもつ向きもあるだろうが、自分はトラブルがむしろリアルで面白かった。

88分で足りるはずはない、というのが観る前の疑問だった。
カザフスタンでのおもてなし、パキスタンでの警察の護衛、インドの混沌、オーストラリアの蚊など、実際、映像として取り上げられるのは、ほんのわずかだ。
最初は明るいトーンで始まるが、疲労とトラブルで、どんどん暗くなっていく。
最後は“仲間割れ”しかけたり、楽しい作品で観て良かったが、1800円払って観る映画ではないかもしれない。

<EUフィルムデーズ(@国立映画アーカイブ)にて鑑賞>

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Imperator