囚人ディリのレビュー・感想・評価
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洋画を頻繁に観出したのはいったいいつくらいからだったかは忘れてしま...
洋画を頻繁に観出したのはいったいいつくらいからだったかは忘れてしまったけど、当初は俳優さんの顔や名前を覚えられなかったという記憶をインド映画を見るたびに思い出します。
この作品も例外ではなく。ディリ以外の顔と名前を最後まで覚えられなかった。。
一人で行くって言ってるのにトラックから二人で降りてそのまま後ろから刺されるシーン、あれ面白すぎるだろ。
あまり深く考えないで
見た方が良いです。ツッコミどころが満載なので。でも、インド映画って日本は勿論、アメリカでも韓国でも出せない奇妙なスケール感があって面白いですね。最後は続編を匂わせましたね。
【”ディリが自らを10年牢獄に入れた警察に、命懸けで協力した理由”粗いストーリー展開、ダンス無し。けれど常人離れしたディリの闘う姿に圧倒された作品。そして、ラストシーンは沁みます・・。】
ー 冒頭、マリア・テレサが創設した孤児院で暮らす可愛らしい少女の姿が映し出される。-
◆感想
・ストーリー展開は、粗い。警察が、麻薬組織に潜入捜査官を長年送り込み、漸く確保した200キロの麻薬。
けれど、麻薬組織も警察に内通者を送り込んでいた。
- 序盤は、可なり粗く物語は進む。皆、髭面なので、誰が警官で誰が麻薬組織の男達なのか、良く分からない・・。ー
・警察に報復するために麻薬組織が行った事。警察の保養地で新署長を迎えるためのパーティで振舞われた酒に“毒”を入れたのだ。もがき苦しむ警官達。
- 独り、難を逃れた特殊部隊の隊長ビジョイは警官達を病院へトラックで運ぼうとするが、自らも手に怪我を負い・・。
そこに偶々居たのは、10年の刑期を終え、片手に手錠を掛けられたディリだった。-
・更に、警察署には、酔ってしょっ引かれた学生たちが5人と、55歳の守衛のオジさんだけしかいない。
- 忍び寄る麻薬組織の男達。警察署の地下には押収した麻薬があるのだ。ー
・一方、ディリが運転するオンボロトラックは、瀕死の警官達を荷台に乗せ、深夜病院へ向かうが、立ち塞がる麻薬組織の別動隊。
ー 瀕死の警官達の中には、麻薬組織と内通している者も・・。
このあたりから、ディリが警察に捕まった理由や、未だ顔を見ぬ娘アムダへの想いが、描かれる。
□ディリの、麻薬組織の男達との闘いが凄い。一人で20人以上をなぎ倒す。石を頭にぶつけられても、卑怯な内通者に不意打ちで腰を刺されても、不屈の闘志で、立ち上がる姿。
バーフバリを少し思い出す・・。
・警官達を病院に送り届けた後、警察署に戻ったディリ達。
- ディリは、劇中何度も、ビジョイに”娘をアンタの娘と同じキチンとした学校に通わせてくれ。”と頼む。印象的である。漸く鮮明に映った娘の写真をガラケーで観た時の嬉し涙。-
・そして、ディリと守衛のオジさんは、麻薬が置かれていた地下室でガトリング銃を発見!
迫り来る麻薬組織の男達にガトリング銃を乱射、乱射、又乱射!
<ストーリー展開は粗いが、145分を一気に観させるインド映画の凄さを再認識した作品。ディリが漸く、妻の面影を残す娘アムダの顔を見て、滂沱の涙を流すシーンは、グッときましたよ。ビジョイが男同士の約束をキチンと果たす姿も、良かったです。>
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