「貫禄の悪役っぷり！思い出は魔法、愛は力」魔法にかけられて2　とぽとぽさんの映画レビュー（感想・評価）

ポスタービジュアルから年相応にふっくらしたなと思っていたけど、始まった途端"前作の画面ってこんなにケバケバしい色合いだったっけ？"…ということ込みで時代の流れと作品の変化を感じる。けど、それすらも流石は名優エイミー・アダムス、力に変えてしまう。今のが皮肉ね！前作とは違った方法でエイミー・アダムスの演技力に頼っている、成功しているかはさておき。歳を重ねたからこその方法論で、ぼくらの思い出の木に刻まれている大事な大事な一作"幸せに暮らしましたとさ(ハピリーエバーアフター)"の続き"その後"を描く。世界で一番パワフルなのはだぁ～れ？
ディズニーの物語にはいつも続きがある --- 新たなる冒険の舞台よ。ジゼル、ロバート、モーガン、そしてソフィア。オリジナルキャスト(＋α)が集結した同窓会。懐かしのフェアリーテイル・ライフおとぎ話の世界。…だけど、おとぎ話 ✕ "継母" ＝ といったらイジワルと相場は決まっている！自分の作った=願った世界で悪役を演じるハメになる必要悪。新しいことをしようという気概は買いたいところだけど、本当の悪はやっぱり何でも擦り倒して続編作れるだけ作る絶対コンテンツ帝国ディズニー？それは遂に主人公サイドだけじゃ飽き足らずに悪役ヴィランまで掘り下げまくる始末、それ自体は世の中の多様化の動きとも連動しているようで悪くない、良いことだろうけど流石にもういいよ、と。ドラマ『glee』のかわらいらしい先生も。
どんなときも忘れないで、ラブ・パワー♪最強の女王決定戦も最後はやっぱり舞踏会？

「なんか細くなった？それに眉も完璧」