「最近のMCUにしては面白かった……が!」マーベルズ ばぶさんの映画レビュー(感想・評価)
最近のMCUにしては面白かった……が!
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近頃のMCUは当たりとハズレの幅が広すぎてなかなかギャンブルなシリーズになってきました。
今回は見る前から不安が多い作品でした。
何しろ最近のディズニーはポリコレが暴走しすぎていて見るだけで辟易するものばかりです。非日常を楽しみたいのに日常のくだらなく煩わしい問題をつきつけられる体験が増えており、女主人公3人組という設定からしてポリコレ祭りじゃあるまいな、と不安を催していました。
(ちなみに個人的に当たり作品はストレンジ2、スパイダーマン3、ガーディアン3。ハズレはアントマン3、ブラックウィドウ、ソー4です)
ですが、とても面白かった!
キャラクターも生い立ちもヒーローへの在り方もまるで違う、しかしどこか根底に同じ匂いが通っている女性たちが、全く予期しない出会いを経て心を繋げていきます。
その描写が丁寧に描かれていました。
とくにモニカとカマラはドラマ初登場なキャラなので、映画だけ追いかけているファンには馴染みが薄い人達ですが、違和感なく受け入れられたかと思います。
敵型が女性なのは「おお」と感心しました。
近年、ディズニーに限らず、女性を主人公にしたときは敵を情けなく頭の悪い男にする傾向が強くなっていて、それが作品のクオリティを下げていることが多かったので。
満点でない理由はひとつ。
かっこいい男が少なすぎるからです。
かっこいい女性を描くこととかっこいい男性を描くことは両立できるはず。
女性ヒーローだからといって、魅力的な男性を省かないでいただきたい。もっと出してくれ。
最後に。
ラストに出てきたあの人物には度肝を抜かれました。
やっと!
やっと来てくれたかと!
待ってた!
待ってたよジョスウェドン!
ありがとう!
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