「面白かったが。。。」マーベルズ とうきさんの映画レビュー(感想・評価)
面白かったが。。。
全女性アベンジャーズか。。。と思いながらも、普通に凄くカッコよかったです。特にマーベル役のブリー・ラーソンは女性らしさがありながら雰囲気も動きもカッコよくてすごく適切だなと感じた、新しい二人のメンバーもストーリー上違和感がない人物で、三人揃ってアベンジャーズの中でなかなか見れない女子パワーが溢れる場面も斬新でした。
そしてやはりアベンジャーズならの戦闘シーンで、遊び心満載のほか、猫たちも大変活躍してて、色々楽しかったです。
でも今回の内容は最新のドクターストレンジのマルチバースとアントマンの量子世界のように、制作陣の知恵を超えた行き過ぎた世界観を無理矢理作ろうした結果、光エネルギーと時空間移動が凄く安っぽく見える問題があります。最後ガムテープを貼るような方法で時空間の穴を修復するのはさすがにおかしすぎて思わず笑った。そもそも宇宙で自由に飛べ、星一つ秒単位で破壊また蘇生できるような力を持つ、恐らくアベンジャーズ史上最強なヒーローとも言えるマーベルは何故戦闘になる度にこんな人並みの戦い方になるか。。。そこはやはりSFヒーローアクションの限界かしら。
また今回初登場のヒーローカマラとモニカの力を得た経緯は作中あまり説明がなくてずっとモヤモヤした。特にカマラのバンドルはどこから来たか何故彼女のおばさんがそれ持ってたかもよく分からなかった。シリーズファンでさえ誰?と聞きたくなるのはよい傾向ではないと思う。
ちょっと別の話になるが、ソー、ドクターストレンジ、アントマン、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、そしてブラックパンサー、アベンジャーズ映画シリーズが好きな方なら分かると思うが、エンドゲーム以来登場した新世代ヒーローは全員若い女性しかも主に未成年です。別に女性ヒーローに抵抗はないが、ここまでするとやはりちょっと疑問が湧くね。