「MCU第33作目‼️」マーベルズ 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
MCU第33作目‼️
この作品を一言で表すなら混乱‼️カッコ良く言えばカオス‼️映画も、観客も、製作者たちも全てがカオス‼️物語としては、キャロルことキャプテン・マーベルと過去に因縁のあったダー・ベンが、バングルというアームバンドを手に入れ、キャプテン・マーベルに復讐しようとする。キャプテン・マーベルはモニカ・ランボー、ミズ・マーベルことカマラと手を組み、ダー・ベンと戦う・・・。まずこの作品は一見さんお断りの映画‼️この作品でマーベル・デビューしようものなら二度とマーベルは観ないと思うでしょう‼️加えてこの作品はマーベル映画全作品を観ていても、いまいち意味不明な映画‼️そしてこの作品はマーベル映画全作品とDisney+のマーベルドラマ「ワンダビジョン」と「ミズマーベル」を観ていないと楽しさが伝わらない映画‼️ホント、ハードル高過ぎ‼️私は2つのドラマを観ていたので、モニカとカマラのパワーや人物、家族関係などは把握していましたが、それでも純粋にはこの作品を楽しむことが出来ませんでした‼️まず冒頭から3人のパワーが入れ替わる描写が延々と続くのですが、イマイチ見せ方が下手なのか、状況が掴めないのか、カマラのハイテンションなリアクションも含めて、騒々しくて程度の低いドタバタコメディにしか感じなかった‼️そしてキャロルがプリンセスになっているらしい惑星へ加勢を申し込みに行くシーンは、何の脈絡もないままミュージカルに突入、全員が歌い踊り出す‼️開いた口が塞がらない意味不明なシーン‼️そしてこれまた突然に猫のグースの同種が次々に生まれ、人々を次々に丸呑みにしていくパニックなシーンへ。気づいたらダー・ベンは倒され、メデタシ、メデタシ‼️マーベルはこの作品をどういう方向性で我々に届けようとしたのか、理解に苦しむ‼️多分製作サイドも製作が進むにつれ、パニックに陥っていたんじゃないでしょうか?キャロルとモニカの絆の復活やカマラの仲間入りなど、感情に訴えるシーンもイマイチ盛り上がらない‼️そしてエンドクレジット‼️別世界に飛ばされたモニカが出会う人々。なんと「X-MEN」のビースト‼️プロフェッサーXの名前も出たのと、ビーストを演じた役者さんが20世紀フォックス版と同じ役者さんだったので、多分マルチバースのミュータントたちはフォックス版の役者さんを使い、マーベルが新たに製作する「X-MEN」はキャスト一新、多分‼️ますます混乱する‼️大丈夫かマーベル⁉️ただ、ラストでカマラが新ホークアイことケイト・ビショップに会いに行くシーンは良かった‼️ヘイリー・スタインフェルドちゃんは可愛いし、アントマンの娘も誘うらしいし、「ドクターストレンジ2」のアメリカチャベスや「ブラックパンサー2」のアイアンハートも誘ってのヤング・アベンジャーズ結成ですね‼️これは楽しみ‼️