劇場公開日 2021年7月2日

「本当に世の中これでいいのかと思わせる秀作ドキュメンタリー映画。」食の安全を守る人々 M.Joeさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0本当に世の中これでいいのかと思わせる秀作ドキュメンタリー映画。

2022年3月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

広島で開催された「食と農の映画祭」で上映されたドキュメンタリー映画を見た。
上映日が限られていたせいか、入場前から長蛇の列で、これほどまで関心の高い人が多いことに驚いた。
前作も見ていたので、アメリカのグローバル企業の恐ろしさ、日本の国会を通過した種子法廃止などなど、日本はどうなっているの?政治は経済界は農業・畜産業界はこれでいいと思っているの?と危機感を覚える。食品流通元農林水産大臣で弁護士の山田正彦の真摯な訴えとそれを支え応援する人々そして、それに意義を唱える人々。
もちろん、いろんな反論やアメリカ企業の言い分もあるのでそれも紹介している。
それにしても海外、特にヨーロッパの国々が持っている危機感と日本のと大きな差があるのに驚いた。将来の日本の子どもたちの安全はどうなっていくのか。多くの人に見てほしい映画である。

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M.Joe