リカウントのレビュー・感想・評価
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こんなことあったのか…
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ブッシュ対ゴアの大統領選。フロリダ州の開票集計結果により、ブッシュが勝利を確実にし、ゴアも認め、敗北宣言をする直前に集計方法にミスが発覚。宣言撤回し、再集計をするに至るまでを民主党ゴア側の弁護士チームリーダーであるケビン・スペイシーの視点で描く。投票用紙そのものの分かりづらさ、パンチを空ける形式で投票するらしいが、穴を空けきれず、くぼみになってたり、機械もパンチで出たくずで再度穴を埋めてしまい、無投票と認識してしまったり。そもそも州内の各郡によって、機械が違い、くぼみの有効無効も違い、犯罪者の投票権を奪うだけでなく、似た名前の人にも投票権を与えていないなど、かなりめちゃくちゃというかお粗末。手集計なんて、基準が違うのだからできるわけないのだが、有耶無耶で良いのだろうか。民主主義大国アメリカにおいて、こんなこと、ある?と疑うレベル。実話だけに劇的なストーリーではないが、調べに調べ上げる両党の陣営がバチバチやり合い、思惑が交錯する様が面白かった。今思うと、バイデン・トランプの大統領選のゴタゴタも予兆はあったのかもしれない。共和党側のトム・ウィルキンソンが好演。
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