「ヤー・チャイカ♥」かもめ マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
ヤー・チャイカ♥
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『大役に飛びつくものの演技が雑で、やたらと大声だったり大げさだったり、才能を感じる瞬間もあります。泣く演技や死の間際の演技です』
コンスタンチンがニーナに対する酷評だ。
日本の舞台劇出身の人でも、そう言った役者が多いと思う。日本は狭い国で、デカい舞台は少ないし、音響設備も整っている。だから、大袈裟にならなくとも聞こえる。しかし、昔からの伝統なんだと思う。そして、涙を流す場面での、演者の観客の心をつかむ演技って、演出や台本が良ければそう言った演技は容易い部類だと思う。つまり、役者として『ダイコン』と言っている。日本の舞台劇出身者に多い。誰とは言わないが。
女性最初の宇宙飛行士のテレシコワさんが地球を回る軌道上で『ヤー・チャイカ』と言った。何故そう言ったのか?ニーナは『役者じゃないと分からない苦労がある。大変なんだ』自分自身の役者としての苦労を訴える。そして、故郷を捨てて世界を飛び回っている。だから『私はかもめなんだ』と言ったニアンスのことをコンスタンチンにニーナは話す。そして、『昔は物事が単純だがら良かったわね』と俯瞰して言い切っている。この言葉がコンスタンチンのブライドを瓦解させている。
さて
つまり、僕の演技論『日本人の舞台劇出身者はダイコン♥』も飛び回るカモメに論破された。ヘナヘナ。でも、ダイコン役者って悪い例え?
『私はカモメ。大変だけど、宇宙は広いわ。貴方には分からないでしょ♥』地球上空から俯瞰されていたんだ。格好良いネ。
でも、僕はそんな所行きたくないけどね。
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