劇場公開日 2021年9月3日

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「アテネの街角を観れてよかったな。」テーラー 人生の仕立て屋 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0アテネの街角を観れてよかったな。

2021年9月11日
iPhoneアプリから投稿

ギリシャ、ドイツ、ベルギー合作ですか。予告編から、コメディかなと思って直接。
アテネの中心地で親子でテーラーを営んでいる息子(おっさん)が主人公。客足が遠のき経営のピンチになり、一念発起して、テーラーを屋台で始める。これがうまくいかず、客の要望に合わせてウェディングドレスを作る事にする。
流石に女性物は作ったことが無いので、裁縫の得意な隣の奥さんに手伝ってもらう。これがソコソコ評判が良くて、最後は移動ウェディングドレス屋さんになる。
ただそれだけの映画だった。笑えるところもなく、ハラハラドキドキもなし。
主人公は、悲壮感や熱意など、メンタルを表に出さないので、話しが淡々と進みます。途中、不倫で問題発生かと思ったらスルー。お店が無くなった時も冷静に受け止める。
テーラーのテクニック、センス、経営、愛情、人柄、全てがモヤモヤしっぱなしで共感ゼロ。隣の娘だけが救いでした。

涼介