「コミカル要素は少な目だったけど、雰囲気のある作品で楽しめた感じ。」テーラー 人生の仕立て屋 イゲさんの映画レビュー(感想・評価)
コミカル要素は少な目だったけど、雰囲気のある作品で楽しめた感じ。
予告編がコミカルな感じで興味があって鑑賞。
父の代から経営するテーラーで紳士服を作るニコスが主役。
経営難となり銀行にお店を押さえられ、手作りの移動販売のテーラーで商売をしていく展開。
移動販売でも紳士服が売れず、今まで作ることも無かったウエディングドレスを仕立てて行くストーリー。
ニコスの隣人の家族。タクシードライバーの旦那、その妻のオルガ。娘のヴィクトリアなどとほのぼのしながら進む展開が良い。
出だしでミシンの機械音と音楽がシンクロする場面に期待値が上がる。
たくさんのウエディングドレスがどれも美しくて新鮮。
SUZUKIのバイクにテンション上がったのも束の間。
その後に登場するシトロエンバスの方がテンション上がってしまった(笑)
ニコスと子供のヴィクトリアの文通する仕方が微笑ましい。
彼女の仕草がとても可愛く演技もお上手。
終盤。本作に似合わないシーンにビックリ。
その時、ヴィクトリアがオモチャで遊ぶシーンがとても恐ろしかった(笑)
ラストシーンはサブタイトル通りの感じで良かったけど呆気なく終わってしまったのは残念。
自分的にヴィクトリアには助演女優賞を差し上げたいです( ´∀`)
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