「今年甲子園に出た市船のすごさ」20歳のソウル パセリさんの映画レビュー(感想・評価)
今年甲子園に出た市船のすごさ
知名度全国クラスの市立船橋。
公開タイミングの今年の夏、野球激戦区の千葉を勝ち抜いて甲子園に出場し、勝利まであげた市船の学校そのものに魂を感じました。自分は甲子園の試合を見てこの映画を見ましたが、先に見ておけば良かった。でも現地で見て聞いてほんとにかっこよかったです。
序盤は主人公の成長や本気で部活に向き合うからこその友とのぶつかり合いそして団結。そしてきれいな模写や音楽とともに描かれる青春のシーンが素晴らしく、とても羨ましく思えました。
後半は病との闘い、本当に強く、生きることにこだわる大義さんに感銘を受けました。自分がやるべきことに逃げずに向き合い続ける姿勢がすさまじい。生ききることが大事。そして周りもサポートし続ける。素晴らしい人柄だからあれだけ人も集まるのでしょうね。
素晴らしかったです、ありがとうございました。応援席の様子もうまく見えました。映画的には怪我をして応援団長の彼が何故前向きになったのかが分からなかった、市船を応援する曲だから分からなくはないが模写が足りないのではと思った。お葬式の164人収容する話は描かないわけにはいかないんでしょうが、しつこかったり、解決できた理由も分からず、逆に冷めてしまうのでもう少しやりようあったのでは?と思いました。
市船ソウルはあれでもテンポ落として作られたんですね。先生に消された部分も聞いてみたかった。学校に受け継がれるものを作れるなんて素晴らしいです。
コメントする