「最高の悪役なのに・・・。」鬼平犯科帳 血闘 吉住くんさんの映画レビュー(感想・評価)
最高の悪役なのに・・・。
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まず、松本幸四郎
芝居を思いっきり先代・鬼平に寄せてて
まるで「人気アニメの声優交代」のようで微笑ましく鑑賞。
初期はこれ必然です。
で、若い頃の名前が「鉄」(字が違ってたらごめん)
で、火野正平が何度も「鉄っあん」「鉄っあん」と呼称
おまけに鬼平と一緒に走って敵を追うのですが「もう走れないや。」
とリタイア
ここらへんもわかる人には大サービスでした(そうなの?)
さて、鬼平を憎む悪の強盗団のリーダー北村有起哉
凄みたっぷりで毎回一味を捕獲しても逃げおおせて「鬼平殺害」をねらう「負の鬼平」(台詞で言及されてます)な魅惑のキャラなのですが
問題は逃げおおせ方で
大捕物の最中にこそこそ逃げるという
「ヘタレ」というか
「トホホ」というか
「小物感」たっぷりで
情けない気持ちにさせてくれます(3回あります)
たとえばさ
逃げる描写いれないでミステリアスにいなくなってる
とか
「お頭、ここは逃げてくだせえ」
「しかし、お前ら」
「なーに、俺たちゃお頭に命を捧げた身
お頭は鬼平殺害の使命を抱えた身
ここは黙って逃げてくだせえ」
「すまん」
てな描写があるべきだったとおもいますよ(泣)
まあ、あくまで僕の想いですが
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