「思うツボ」リーサル・ストーム Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
思うツボ
カテゴリー5のハリケーンが襲来し避難勧告が出されたプエルト・リコのアパートメントで繰り広げられる警察vs強盗の話。
ちょっと残念なポンコツ警察のプロローグからスタートし、舞台はプエルトリコへ。
拭えない後悔を抱える警察官とそこの警察署に転属を希望する新人が、訪れたアパートに指名手配中の極悪強盗団がやって来てで巻き起こっていくストーリー。
頑なに避難しない身体にガタが来ている元警察署長&医者であるその娘と、頑なにそかから離れられないと宣うアパートのオーナーの爺さん、そしてスーパーからペットにエサをやりに
警察官と共に帰ってきた男というこてこてな登場人物達。
お宝に、お助けキャラに、隠しアイテムに、治癒ポイントと、TVゲームの舞台の様な設定とイベント盛り沢山なアパートというだけでも軽いのに、そこに登場する扉の向こうの隠されたキャラクターは…!!!?
どうやってそこに繫げて行くかというところはあるものの、序盤でもうオチがバレバレというか、それをそのままやりますか?という、頑張って褒ようとすればある意味「意外」な程のこてこてな結末への流れ…。
ドンパチと駆け引きのスリリングさはあったし、決してつまらなくはないけれど、人の話をきかないことが作用して、一々テンポが悪かったり安っぽかったり。
特に響く要素もなく中途半端な感じ、からのガッカリオチで、イマイチ盛り上がりに欠けた。
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